超雑務係まんの日記
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2013年07月22日(月) 幼い君へ

「誕生日さ、お父さん仕事でおウチにいられない、
ごめん。この前の運動会もゴメンだったけど…」

6歳の息子は僕のほうを見ないで、
そっとうなだれながら、
地面に向かってカッと目を見開いた。
そして小石をケリケリしはじめた。

見ないフリをした。
残念ながら父親らしい事は、何も言えなかった。悔しい。

沈黙。

そして彼はうつむきながら
「ママにはオレが言っておくよ。シゴトはイカナイとね。
オレたちのためにハタライてるんでしょ。
だってオレもう小学生だから、シッテルよ」

と絞り出した君、、!
こんなに大きくなったんだね、、!

お父さんは、生涯忘れない。

君がオトナになった時、酒を酌み交わしながら、話せる時が来るだろうか。

きっとウチの親父も戦っていたんだなと、
40過ぎて気づくなんて浅はかすぎる。
この前、死んじまったオヤジを想い出し
独り大森で鼻水を出しながらセンチメンタルになる。

君が俺のようにならないよう、どうしたらいいのかな。
もう、俺よりも立派に思える君へ。

ありがとう。


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