超雑務係まんの日記
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朝の4時をまわる頃 会社のビルを出る時に いつも感じる
「俺は明日も仕事ができるだろうか」
僕はすぐにタクシーを拾わない たいていは、少し歩いて離れたところで乗る
なぜなら、同じ時間を共有してる人が どれだけいるか歩いて確かめたいからだ
あぁ パルコの前まで来てしまった 三越を横目で見ながら、さらに歩く
すれ違うのは 酔っぱらい 水商売のオネーサンたち イカれたヤンキー ヤクザ カラスなど
僕は僕は マトモに仕事をしてますよ って、名刺でも配ろうかと思った
今の札幌 明け方は冷たさでココロも凍るほど
ふと夜空を見上げて 何となくの 想いをつきあげたら
いったい明日に待っているのは シンプルな出来事だろうと 歳をとってしまった自身に うなだれる
頼りない僕 明日も明後日も、もしかしてずっと 君にとって頼りない僕
さぁ タクシーに乗って帰ろう
明日も明後日も 子供のまま大人になった頼りない僕は 支える力もなく、経済力もない僕は 明け方にタクシーを乗ろう
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