2004年09月02日(木) : 自キャラをキモイと思う瞬間

が、あると思います。ぶっちゃけ、自分はあります。
最近は、キモイという言葉も一種の褒め言葉になってますけど。
ちなみに、今、自分でキモイと思っている自キャラは某おっさんではありません。あれはもうキモイの域を越しているというか何と言うか。一種のお笑いだというか。

誰かというと、本編には少しも出てきていない、『Shadow Saga』カインの幼馴染なんですが。
レオンハルトにとってのフリードリヒに当たるキャラなんですがね。だから、プレ『Shadow Saga』では、カインサイドの主人公に当たるんですけど。その主人公系キャラを、お笑いでも何でもなく、キモく感じるのはどういうことだ。キモイボーダーは人それぞれですけど、ある日、唐突に「こいつって、結構キモイかも……」と気づいてしまったのです。
まー多分、カインが悲劇のヒロイン化(誤りなし)していく一方の、あおりを食ったんでしょう、多分。
おかげで、どうにもつかみにくかった彼の性質が、つかめつつあるんですけど。その性質がキモイというのも、どうかと思いますが。
当初は、それなり(それなり?)に生まれながらの宿命を持った、甘っちょろい坊ちゃん系キャラだった、筈なんですよね……。一人称「僕」だし。二十歳過ぎて(カインと同じ年)その一人称が悪かったのか。
別に、キモくする意図はなかったんです。ただ、最初に書いてたまんまだと、カインにとっても彼にとっても、あんまりいい関係じゃなかったんで。と、やってたら、何故かキモくなったという。この場合、この言葉が褒め言葉なのかどうか、大変微妙。
どーにも、カイン自身が常に不安定で流動的なところがあるキャラのせいか、周りのキャラまで巻き込んで変わっていくみたいです。迷惑な話ですね。恐ろしく他人事な結論。

しかし、出てくる前からキモイキャラだと思われたら、ちょっと切ないかもしれません。(誰のせいだよ)

いっそ、キモさを笑いに昇華できる才能があればいいのですが。









前日 目次 未来
荒野 龍輝 メニューに戻る