2003年07月15日(火) :
理屈っぽい
やはり、学生生活長かったせいでしょうか。 事実前提把握無しに、適当なことをぬかしてはいかんような気がするんですよ、『華京』では。はじめっから、自分の専門範囲でやってりゃーそこそこ資料もあるのにねえ……(吐息)。 とはいえ、春秋戦国時代、楚を舞台にして何か面白いものが書けるのか、と言うと「えー?」と答えますけど。どう考えても、より理屈くさくなるだけです……。そもそも、研究題目が制度史でした。面白いもの書けるかー! 『華京』に関しては、出来るだけエンタメに徹したいんですけど。 ただ、やっぱり華京(あるいは開封)、という都市を書く、ということも『華京』を書く目的の一つなんですよね。 中国史を少しでもかじった人ならご存知でしょうが、北宋開封という都は、中国史における最も華やかなりし都です。 都としての規模で言うなら、唐の長安には及びません。しかし、庶民文化が花開き、活力、闊達という点では遥かに開封が上でしょう。 なわけで、その都市の「魅力」を少しでも伝えられたらいいんですけど。 後、食べ物ね(笑)。 とすると、どーしても社会史の勉強が必要になるわけで。 また、中国ならでは、の慣習なんかの説明も必要になるわけです。 これを理屈くさくなく上手く説明し、かつ自分でも納得! するのって……。 ちなみに今、頭痛がするほど悩んでいるのは、道教関係です。 あーもう、何で道士なんかのキャラ作っちゃったんだろ……待崇!
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