2002年07月20日(土) : オリジナリティ

脳みそも溶けそうな暑さの中、皆様いかがお過ごしでしょうか。
と、サザエさん風に。

置いといて。
オリジナリティ。
0から1を生み出せる人というのは、よっぽどの天才だと思います。そうそういません。小説ではちょっと思いつきませんが(無学)、現在の漫画の「原型」を作った手塚治虫(どーでもいいが、「おさむ」って打つと、ちゃんと「治虫」が入ってるんだなあ、さすがに)や、現在の「人が乗り込むロボット」の原型なんか作った永井豪なんかは、やはり天才だと思います。

閑話休題。
だもんで、結局は「着眼点」「アレンジ力」の勝負ってことか……。
多少言い方が乱暴です。
意外と「題材」って、あるようで無いもんですよね?
そら、大体の人間は、波乱万丈のネタだらけの人生なんて送ってないわけで。ごく普通に、学校行ったり会社行ったりして、ボヤきながら人生送って……ますよね?(同意を求めるな)
人の想像力の出番なわけですが、大抵はここで何らかの「影響」を受けているのが普通ですね?
それを上手く自分の中で自分のものとして消化・昇華出来るかどうか。

少なくとも、オリジナリティに「意外性」を求められることは多いです。
そりゃそうだ。展開が読めたりどっかで見たことあるなあ、というもの読んでも、面白くも何ともないもんな。
んが。言うのは簡単。書くのは大変。
まだまだ、「オリジナリティ溢れてるぜ!」と胸張って言えるレベルじゃないもんなー……。
小手先のテクニックじゃなくて、人の心に、一時的でも残る小説を書きたい。









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