NINJA-SYSTEMS
るり子の日録【オリーブの森で語りあう】
るり子の日録【オリーブの森で語りあう】
るり子



 2人を繋ぐ糸

人は 心が変化する生き物だから

ある日 あっという間に

百年の恋が覚めるという事も あり得る。







だから、絶対の信頼というものは存在しずらい。







私はかつて Rに絶対の確信を置いていた。

Rが私から離れていくことなどありえないとまで

私は思っていたのだ。

それほど、Rの私に対する陶酔は深かった。

そのRが去った時から、

私は 男女間の愛情に 永遠とか絶対とかはあり得ないと思っている。







彼の 私に対する愛情は

Rが私に寄せたものと種類は違うけれど

その深さにおいて 同質のものに思える。







毎日電話があり 毎日メールがあり、確実にデートの予定が入っている。

これが 私たちの愛の現実だった。




その現実に 変化が起きたら

どの程度 相手を信頼し待ち続けられるか。

それは 私の課題でもある。







どんなに忙しくても 日に一度くらいは

連絡を入れるチャンスは来るものだ。

それがないのは、心がそれに向かわないから。







そこで私はどう対応するか。

突然 彼の気持が冷えることはあるだろうか

彼の状況が 何か切迫しているのだろうか

突然の事故か病気が 彼または彼の周りで起こったのだろうか

とか、

いろいろ 思いを巡らせてみる。







私の心の内側も 自分で検証してみる。

私は 彼を必要としている。

それは なぜ?




彼がいない人生は かなりつらいけれど何とか耐えられるだろう

という 気分をなるべく保ちつづけようとする。

それも なぜ?







私は 三日間 私と彼の関係について考えつづけた。






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彼と共有しない人生という前提で

私と 彼は

どこに向かうのだろう。







私と彼の間にあるのは

互いに求め合う 心と心 

それだけ

それだけが 2人を繋ぐ糸なのだから。





2009年02月06日(金)
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