NINJA-SYSTEMS
るり子の日録【オリーブの森で語りあう】
るり子の日録【オリーブの森で語りあう】
るり子



 結婚

いつまで続くかわからない愛情生活の

未来を あれこれ思い煩っても

あまり 意味はない。

と、思っても、

やっぱり考えてしまう。







そういう意味で、

夫婦関係というのは、いいシステムだろうと思わされる。

必ず消える 愛

それを見越して、結婚といういわば契約をすることで

安定した次世代の育成を保証する。

子どもを作らない場合でも、

安定した関係構築

つまり、愛が消えても 一緒に住まい続ける必然性を

婚姻という契約は 保証するのだ。







そんな事を考えると、

彼と私の未来に 愛は確実に消えずにある などという

絵空事は 描けない。







先々がそれなら いっそ今

愛のピークで 別離する方が

互いの記憶にくっきり残る存在として

心の中に 生きつづけることができて いいのかもしれない。







でも、

彼と過ごす日々が

あまりに 楽しいから

そんな私の思いは すぐにどこか遥かに飛び去ってしまう。

消えてしまう愛より

永続する友情の方が

いいのかなぁ とも思うけれど、

私たちは 友情より 

愛 を選択してしまった。







彼は

私がこんな事を思っている事など

つゆほども知らないだろうと思う。










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願い続ければ、

強く思い続ければ、

叶わないことなどないはずだと私は思うけれど、

彼は、

世の中には 不可能が存在すると

思っている。







要は

彼は 充分 大人なのだ。




2009年01月18日(日)
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