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るり子の日録【オリーブの森で語りあう】
るり子の日録【オリーブの森で語りあう】
るり子



 彼は 全く自覚していない

彼・私+モデルをしている友人+彼の親友・モデルの従妹で

何度目かの

なんだろう・・・・・・、デートのような ミニ合コンのような

何だか形容のしがたい形態で 

ショッピングや お食事を楽しんで、

彼の車で皆をそれぞれに送り届ける段になりました。














彼が言います。

「瑠璃ちゃんは、僕の横にきて。

従妹さんは 後ろの真ん中、僕の親友とモデルさんの間に座って。」








親友と従妹さんが 接触して座るようにという

彼の采配です。

私は 彼の親友がサイドシートで

女性たち三人が 後ろかなと

事前に想定していましたから、

サイドシートにという彼の一言は 

ささやかに嬉しいことでした。







まず 彼の親友を原宿で降ろし

モデルをしている友人と従妹さんを下ろすために

世田谷公園あたりを走行中、

思い出したように 彼が言いました。






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車内の女性たちは 当然 Yes です。

こういう 小さな気遣いが

女心をわしづかみにする。







彼が無意識のうちに 皆のために良かれと思って言う事が

モデルの彼女を 更に自分に引き寄せる結果になっていることを

彼は 全く自覚していない。









2008年12月19日(金)
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