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■ エンドロールの余情
数ヶ月も前になりますが、第76回アカデミー賞授賞式をテレビで見ていて
ぶっちぎりの感のある ロード オブ ザ リングスの狭間に
『コールド マウンテン』がありました。
ニコール・キッドマンの美しさを
盛んに讃えた、その受賞現場のナレーションを聞きながら
その場のニコールに、
実はアナウンサーが言う程の美を 私は彼女に感じなかったのですが、
コールドマウンテンの中の彼女は
それはそれは 美しい女性でした。
こわだかに
エゴイスチックに
自衛隊撤退を叫んだ あのつい最近の日本の騒動。
全く趣を異にする筈の このコールドマウンテンの
静かでなおかつ強烈に迫りくる 反戦のメッセージはどうでしょう。
さりげなく でも強烈なメッセージ。
全く押し付けのないそれは
静かに深く人の心に染み入ります。
形的には ラブロマンスそのものなのに
そして
ストーリー的には「愛する人への帰還」それだけなのですが、
映画は総合芸術なのだなと思わせる
実にいい映画でした。
エンドロールを見ながら
いつもは エンドロールをパスする人と見に行くのでめったにそこまで見ないのですが、
この映画は
しっかりエンドロールまで鑑賞する人と行ったので、
そのエンドロールの間に
映画そのものの余韻と
それをこういう一遍のシネマ作品に仕立て上げた 人間のマインドの素晴らしさに
ホロホロ涙がでました。
それは
戦場のピアニストの感動に近いかもしれません。
アーティストって 素晴らしい。
翻って
次世代に文化の継承をする 和製アーティストも捨てたものではありません。
若き狂言師 野村萬斎。
雅楽奏者 東儀秀樹。
偉才を放つ彼らのステージは ある種の『気』を感じさせます。
名古屋と博多で上演される彼の『源氏物語・ひかるの君』。
見 た い ー 。
↑ これはもうミーハー感覚です。^^;
折角ビデオ録画予約してから出かけたのに・・・・・・・・
『スーパーテレビ情報最前線』
撮れてなかった・・・・・・・・・・・・(T-T)
と、言う事で
帰宅が深夜を大きく回り、
よって 起床は今です。(苦笑)
眠りがけに なんという赤裸々なメールを
私は送りながら
眠ったようです。Σ( ̄ ̄ ̄ロ ̄ ̄ ̄|||)ノガビーン
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2004年05月03日(月)
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