NINJA-SYSTEMS
るり子の日録【オリーブの森で語りあう】
るり子の日録【オリーブの森で語りあう】
るり子



 記憶の残照

「先ほど最後の大阪行きから戻りました。編集も一段落の時期ですね。」

やすむ間際に着信した 設計士の彼からのメール。

そうね 

あなたは私の仕事のローテーションを未だ記憶しているね。






「寝る間際に着信があるのって、いいね^^」


不定期の着信になれていき

着信があってもなくても あまり気にしないようになり

返信をしなくても平気になった 私。






「たまには夢に、出てきたら?」

「出演料、高いですよ^^。」





^^




愛し合っていた頃とは違う人になって

互いに求め合う関係をゼロに戻して

再び

魅かれあう日が 来るかのような会話です。











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でも それ以上に彼に対する強いプラスの想いもあるのです。




そう私に思わせるものは

やはり 

あの人が私に注いだパッション

その記憶の残照故に

と、

いうことでしょうか。





Rが私に言った「僕の体はまだ、あなたをはっきり覚えていますから。」という言葉。





同じように私も

設計士の彼を はっきり覚えているのです。




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2004年04月22日(木)
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