|
|
■■■
■■
■ 確かに胸をえぐったのだもの
私が好きになる人はイコール 私が尊敬できる人。
その尊敬は
大抵の場合思慮深い知性で出来ていて、
私自身の分別の空洞を 埋めてくれるようなカラクリになっている。
「いつかさ、Rにブランド靴を履く心の裏側にある劣等感みたいの指摘されてから、
モノに対する執着が恥かしいものではないか?って、ずっと思い続けてる。」
私が履く靴のソールには 必ず誰かが知っている名前がついています。
それは
グッチであったり バリーであったり
また
ベルサーチであったり シャルルジョルダンであったりする訳ですが、
Rが私に諭したその言葉は
私の中で未だ 喉に刺さった小骨のように取れずにいます。
「何を言ってたんでしょうかね。。僕は。
今、僕は頑張って物づくりの仕事をしているし、
物の価値を理解することも 大事だと思ってます。。」
尊敬し愛していた人の言葉は 終生私の根幹から抜けそうにない。
「えっとね、
良い物はノンブランドでも良いのだから、
ブランドにこだわりなくセレクトしたらいいのに、
何でブランド靴でなきゃだめなの?
そんなのは変だよ、みたいな事を言われたの。(笑)」
恋愛の渦中にあるときのRの言葉。
それでも そう諭されても
その私の習慣は ずっと変わらないまま今日まで来たのです。
「そんな言葉ずっと気にしてるなんて純粋な人だなぁ。。」
違う 純粋だからなんかじゃない。
あの時のRの言葉は 私の胸を確かにえぐったのだもの。
「純粋というか、説得力があったのね。
私、気がつかないうちに、すごくRの性質が移ってたみたいよ。」
「今は僕ずいぶん変わっちゃいましたよ。
そういう説得力のある言葉は もう持ち合わせてないかも。」
迷いに迷ったけれど、
エンピツのURlをリンクしていなくて
本当に良かったと思いました。
もっとも リンクしていたなら
私は一生その存在をRに伝えることはなかったと思います。
でも ちょっとまずいかな?と、いう気持ちもありました。
R以外の誰かに発した『やっぱり好き』。
そんな言葉を 見られたくはなかったのです。
そう思っていながら 真反対のことをするから
いつまでたっても思慮分別がない己。
なんでこう バカかなぁ、自分。
*********************************************************************
小さなフォト日録
静かな日常BBS
自己紹介・blog・生い立ち
2004年02月20日(金)
|
|
|