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■ 綺羅星のように優れて輝く人たちに
昨日の深夜
一時間以上もかけて
大切な人を
多分 傷つけてしまった。
理由を言えないまま 違う理由で
のらり くらり
傷つけてしまった。
その人は どこまでも忍耐強く
また、寛容だった。
でも、呆れていると思う。
きっと。
それは 私の人生そのものだ。
傷つけてしまった人には全く関係ないところで
気がつき
その
あおりのように
大切な人まで 傷つけてしまった。
そんなに 深刻な事じゃないんだと
多分その人は思っているだろうけれど、
そしてそのこと事態は 確かにそうなのだけれど
そして私もそう思っているのだけれど、
私の人生の岐路に立ち どこにも飛ぶことなく
歩き続けて行くしかない 自分に絶望してしまった。
でも この道を行くしかない。
幾人かの 綺羅星のように優れて輝く人を
常に私が傍に引き寄せているのは
多分その代償なのだ。
忍耐強く寛容な対応をしてくれた人だって
私の中では
失いたくない綺羅星であり、
いつかは彗星のように
遠ざかって行く人だろう。
Rのように 私をずっと一生忘れないで
などと言える様な・・・・・・・・・・・・・、
いや、私には言えるのだけれど、
そしてその人は
いつものように 少しキザな口調で
『あぁ、忘れないさ』
くらいのなだめ方を してくれるのだ。
ただその絆がその人と私の間に 今はないだけの話であり。
もっとポジティブに考えたら 何のことはないのだ、が。
私は その人を
失う事だけを 恐れてしまった。
私は大丈夫
鬱に陥っているわけではなく
ただ現実を読んだだけだから。
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2003年12月11日(木)
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