ゆれるゆれる
てんのー



 

細まゆ君は来年後半の就農に向けて、頼りないながらも走り始めているようだ。

ええと、農業をやる、っても家庭菜園から専業or兼業の家族経営、有限会社化、株式会社化まであるわけで、どこから就農です、っていう決まりなんてないんだけど、細まゆ君は現在の生活もあるから行政の就農支援を受けてるわけですね。

そうすると、当然ながら「就農計画書」なんてものを提出して「認定就農者」になり、一件落着、というオチが必要になってくるわけで。
そこまでがお役人のお仕事ですから。

日本人初の宇宙飛行士になったTBSの秋山さん、宇宙で思うところあったらしくて退社して農業に転身したって一時期話題になったけど、なんとなーくあんなふうに、「んだば農業でもやっか」的お気楽なんじゃないかな、ってみんな多かれ少なかれ思ってるんじゃないか、と思うのね。

細まゆ君を見ていると、そういう感覚とはまるで遠くて、なんだか窮屈そうに見える。
だいいち楽しくなさそうだし。

俺はそういうの嫌だなあ、と思うけれど、行政に限らず人さまのお金を自分のために使うというのは窮屈なもんだろうとは思う。
いくら農林漁業が衰退してて、国の政策として後継者を育てているとはいってもね。

なんといっても、お金が要るわけで。
秋山さんがお金持ちだったかどうか知らないけど、少なくとも勤続数十年分の退職金ぐらいはつぎ込む覚悟じゃないと、いわゆる世間のイメージどおりの「自由業」的な農家、というのにはなれなさそう。

ますますね。若造には窮屈な業界だと思うよ。
農家自身が自分の息子や娘に「農業じゃ食えないから就職しろ」って言う時代だし、せっかく新規で入ろうと思っても、始めから数千万の借金を抱えろとか、重箱の隅をつつくような書類を浴びるほど提出しろ、とかギャーコラと軟弱そうなお役人にせっつかれるんじゃね。

日本人というのはもともと楽しいはずの事を徹底的に楽しくないものにする天才的な能力をもった人たちなんではないか、と思ったりもする。

ま、なんでそんなこと書くかというと、その支援事業の活動の中で、細まゆ君も日誌を書かなきゃいけないんだが、今日彼がのたまうのに、
「5月の始めからつけてないんよー。天気とか作業内容とか覚えとらん?」

アンタ、夏休みの絵日記つけてんじゃねーんだからよ(笑)

とりあえず、この日記で分かる範囲のことは教えてあげた。
それでまあ、もうちょっと作業内容とかちゃんと書いておこうかな、と。

今日は園地Mで一日中、草倒し。
瀬戸の島々がくっきりと浮かび上がって、なんともいい眺めです。



Windows Media Player 9で、ライブラリから削除しようとするとエラーが出るじゃん。今までろくに検索もせず、舌打ちするだけだったんだが、ネットを散歩している間に偶然直し方を目にする。XPの俺は、

C:\Documents and Settings\ユーザー名\Local Settings\Application Data\Microsoft\Media Player\CurrentDatabase_59R.wmdb

を、削除すればよいとのこと(ネタ元)。
一発で直ったので感動してみた。

メインで使うのは他のフリーソフトだけど、何だかんだ言ってちょくちょく使うんだよねぇWMP。ライブラリにしてもこれに慣れちゃってるからなあ。

2004年05月23日(日)
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