|
|
■■■
■■
■ 雨滴
雨がやんだら、出かけようと思っているうちに、日付が変わってしまった。つまり出かけなくても別にかまわなかったということで、なんだかどうでもいいや。
今日も何もしなかった。なんとなく、それはそれでものすごく大事な時間のような気もするし、やっぱりただの人生の無駄遣いのような気もする。意味? なんだ、それは。
雨音を聴いていると、自分が限りなく小さくなっていくような感覚に陥る。
くだらないと思っていた日々のあれや、これやが、途方もなく大事なものに思える。
過去を振り返るのはくだらない。未来はまだやってこない以上、悩んでも意味がない。現在だけを考えていたい。ただし、未来は一瞬にして過去になる。「現在」は空想の観念でしかない。それでもいいか?
服を試着する。サイズ違いを取り替えて出入りするたびに、カーテンの向こうで、店員が靴をそろえている。これが、日本だ。俺は、すぐに適応してしまうが。(いいことなんだろう。)
2003年04月24日(木)
|
|
|