ゆれるゆれる
てんのー



 F1マレーシア・グランプリだった

 いつも行くレストランがやけに混んでいると思ったら、今日はF1のマレーシア・グランプリだった。店員までじっくり観戦していて、目の前で突っ立っているので邪魔くさくてかなわない。

 画面は日本のフジテレビでやるのとまったく同じもので、テロップ嫌いのマレーシア人制作じゃないので分かりやすい。ワールドカップの時なんか、前半の途中から見始めたら結局最後まで得点が分からなかった、なんてざらにあったからな・・・。

 フジテレビのF1では、個人的に、いつも鈴木保奈美の旦那がやってるピットリポートが大好きなんだけど、さすがに英語のナレーターだけで残念だった。

 ミヒャエル・シューマッハは「マイケル・シューマッカ」と発音される。マレーシア人に「しゅーまっは」と言っても通じない。このへん何となくコンプレックス的なものが感じられて面白い。カトリーヌ・ドヌーヴは絶対に「キャサリン〜」にはならないだろう。と同時に、日本人は絶対に「ミヒャエル〜」と発音し続けるだろう。

 だいたいGermanyは「ドイツ」だと教えても、マレーシア人はなかなか納得してくれない。彼らはJerman(ジェルマン)と呼ぶ。Deutcheだからとか説明しても「?」が頭の上に飛んでいるのが見える。中国語は「徳国」だよね? おなじ語源だと思うのだけど。

 そのくせ、オランダがBelanda(ブランダ)、フランスがPerancis(プランチス)など、歴史関係で何かイワクありそうな呼び方をしている。
 ついレースの結果が分からないまま帰ってきてしまった。

 あと公道で自分がシューマッカになりきるのはすぐにやめていただきたい。死ぬ。

2003年03月23日(日)
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