与太郎文庫
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2009年09月14日(月) |
眩目と衰眼 〜 漫画家の退場 〜 |
↓ last updated page http://d.hatena.ne.jp/adlib/20090914 http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/list?id=87518&pg=000000 ↑Index 19020102〜99991231 ↓Edita for text http://www.enpitu.ne.jp/tool/edit.html from Our Picture;荒船山20090919 ── 臼井儀人さん死去:がけ下撮影、滑落か 遺品カメラに写真−版元会見◇しんちゃん作者 人気漫画「クレヨンしんちゃん」の作者、臼井儀人(本名・臼井義人) さん(51)の遺体が群馬、長野県境の荒船山で見つかったことを受け、 版元の双葉社が21日、東京都内で記者会見を開いた。赤坂了生編集局長 は「臼井先生の無事を祈ってきたが、このような結果になり無念。大きな ショックを受けている」と語った。 島野浩二編集局次長ら同社関係者は20日、身元確認のため現地入り。 群馬県警下仁田署で、遺品のデジタルカメラなどを見せられたという。約 30枚の写真が残っており、最後に転落したがけから下を撮影したとみら れる風景が収められていた。島野局次長は「好奇心旺盛で、よく写真を撮 る人だった。撮った瞬間、足を滑らせたのでは」と話した。 また、「ファンの方々には大変なご心配をおかけいたしました。あらた めて『クレヨンしんちゃん』という漫画の大きさを再認識いたしておりま す。皆様のあたたかいご支援、熱いご声援に心から感謝いたします」など とする遺族のコメントを発表。同社によると、葬儀は近親者のみで行い、 お別れの会を開くかどうかは未定という。 「クレヨンしんちゃん」は同社の月刊「まんがタウン」に連載中。11 月5日発売の12月号分まで入稿済みだが、その後については未定という。 また、10月16日からアニメ「クレヨンしんちゃん」の放送を予定して いたテレビ朝日は「予定通り放送するかどうか、関係者と話し合って決め たい」としている。【栗原 俊雄】 http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090922ddm041040066000c.html
臼井 儀人 漫画 19580421 静岡 群馬 20090911 51 /20090919 遺体発見 (うすい よしと)籍=義人(よしひと)[B] クレヨンしんちゃん ──────────────────────────────── 中沢 啓治 漫画 19390314 広島 埼玉 /20090914 引退宣言 ♀中沢 □□ 啓治の母 190.‥‥ 広島 1966‥‥ ? / ♀中沢 □□ 啓治の父 190.‥‥ 広島 19450806 ? /長女、次男と被爆死
── 「はだしのゲン」の作者、視力の衰えで引退 広島で原爆に遭いながらも力強く生きる少年を描いた漫画「はだしの ゲン」の作者、中沢啓治さん(70)(埼玉県所沢市)が漫画家を引退 した。 白内障などで視力が衰え、細かな線が描けなくなったためで、今後は 油絵などで被爆の恐ろしさを訴えるという。中沢さんは「核兵器廃絶を この目で確かめるまで、芸術家として頑張りたい」と話している。 中沢さんは6歳の時、爆心地から1・2キロで被爆し、父と姉、弟を 失った。1966年、亡くなった母を火葬した際に骨は崩れて形を残さ ず、「原爆は母の骨まで奪った」と、原爆をテーマに作品を描くことを 決めた。 7年後に「はだしのゲン」の連載を始め、単行本の発行部数は100 0万部を超え、15か国語に翻訳された。ゲンがフランスで絵の修業を する続編の構想を練っていたが、視力は手術でも回復しなかった。 (2009年9月15日13時19分 読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20090915-OYT1T00484.htm?from=main3 画像=中沢啓治(66) http://newsweekjapan.jp/stories/2009/06/04.php 原爆の悲劇と希望を描く「世界が尊敬する日本人 part2」 (20090923)
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