与太郎文庫
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2003年07月20日(日) |
浄瑠璃歌舞伎の名台詞 〜 十六人の作者 〜 |
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20030720 http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/list?id=87518&pg=000000 http://www.enpitu.ne.jp/tool/edit.html http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=20030720 Ex libris Web Library;口跡=一声二振三男
第一章 この世の名残、夜も名残 ── 近松 門左衛門《曾根崎心中 1703‥‥》 鬼は都にありけるぞや/思い切っても凡夫心 ── 近松 門左衛門《平家女護島 1719‥‥》俊寛 魂抜けて、とぼとぼうかうか/ 女同士の義理立たぬ ── 近松 門左衛門《心中天網島 1720‥‥》 不義になって貸してくだされ ── 近松 門左衛門《女殺油地獄 1721‥‥》 近松 門左衞門 1653‥‥ 越前 江戸 17250106 72 /承応 2,‥‥ 享保 9,1122/籍=杉森 信盛 第二章 出合う所が百年め/せまじきものは宮仕え ── 竹田 出雲 1・並木 千柳・三好 松洛・竹田 出雲 2《菅原伝授手習鑑 1746‥‥》 腹が減っては出来ぬもの/恋と忠義はいずれが重い ── 並木 千柳・三好 松洛・竹田 出雲 2《義経干本桜 1747‥‥》 馬鹿ほど怖いものはない/まだ御料簡が若い若い 色に耽ったばっかりに/魂魄この土に留まって ── 並木 千柳・三好 松洛・竹田 出雲 2《仮名手本忠臣蔵 1748‥‥》 十六年は一昔、アア、夢だ夢だ ── 並木 千柳・他《一谷傲軍記 1751‥‥》 竹田 出雲 1 16‥‥‥ ‥‥ 17470711 ? /‥‥ ?,‥‥ 延享 4,0604/籍=?“元祖出雲” 竹田 出雲 2 1691‥‥ ‥‥ 17561125 65 /元禄 4,‥‥ 宝暦 6,1104/籍=清定“親方出雲” 並木 千柳 1 1695‥‥ 大坂 17511025 56 /元禄 8,‥‥ 宝暦 1,0907/籍=並木 宗輔 三好 松洛 1695‥‥ 伊予 1771‥‥ 76 /元禄 8,‥‥ 明和 8,‥‥/籍=? 第三章 死んでも褒美の金が欲しい ── 松田 文耕堂・長谷川 千四《鬼一法眼三略巻 1731‥‥》 負うた子に教えられ ── 近松 半二・他《近江源氏先陣館 1769‥‥》 道も法も聞く耳持たぬ ── 菅 専助・若竹 笛躬《摂州合邦辻 1773‥‥》 わたしも女子の端じやもの ── 菅 専助《桂川連理柵 1776‥‥》お半長右衛門・帯屋 そりや聞こえませぬ伝兵衛さま ── ?為川 宗輔・筒井 半二・奈河 七五三助《近頃河原の達引 1782‥‥》お俊伝兵衛・堀川 松田 文耕堂 16‥‥‥ 大坂 17‥‥‥ ? /‥‥ ?,‥‥ ‥‥ ?,‥‥/通称=和吉 長谷川 千四 1689‥‥ 大和 1733‥‥ 44 /元禄 2,‥‥ 享保18,‥‥/籍=?/長谷寺の僧侶 近松 半二 1725‥‥ 大坂 17830306 58 /享保10,‥‥ 天明 3,0204/籍=穂積 成章/以貫次男 菅 専助 16‥‥‥ 京都 17‥‥‥ ? /‥‥ ?,‥‥ ‥‥ ?,‥‥/浄瑠璃 太夫=豊竹 光太夫 若竹 笛躬 16‥‥‥ 大坂 17‥‥‥ ? /‥‥ ?,‥‥ ‥‥ ?,‥‥/籍=?/躬=身+弓 第四章 花待ち得たる今日の対面 ── 並木 五瓶 1《寿曾我対面 17‥‥‥》河竹 黙阿弥・編 間夫がなければ女郎は闇 ── ?《助六由縁江戸桜 1749‥‥》歌舞伎十八番の一。 絶景かな、絶景かな ── 並木 五瓶《金門五三桐 1778‥‥ 大坂 1800‥‥ 江戸》 お腹が空いてもひもじゅうない/死ぬるを忠義ということは ── 奈河 亀輔《伽羅先代萩 1777‥‥ 大坂》 しがねえ恋の情が仇 ── 瀬川 如皐《与話情浮名横櫛 1853‥‥》 花魁、そりゃあ、ちっと、そでなかろうぜ ── 河竹 新七《籠釣瓶花街酔醒 1888‥‥》 並木 五瓶 1 1747‥‥ 大坂 18080227 61 /延享 4,‥‥ 文化 5,0202/吾八 五八 呉八 五兵衛 奈河 亀輔 1 16 奈良 河内 17‥‥‥ ? /‥‥ 0,‥‥ ‥‥ 0,‥‥/籍= 瀬川 如皐 3 1806‥‥ 江戸 18810628 75 /文化 3,‥‥ 明治14,‥‥/籍=六三郎 河竹 新七 3 1842‥‥ 江戸 19010110 59 /天保13,‥‥ 明治34,0110/旧称=竹柴 金作 1 第五章 世の中よっぽどひねって来たわえ ── 鶴屋 南北《桜姫東文章 1817‥‥》庶民は紫色を使えなかった。 雉子も啼かずば討たれまいに ── 鶴屋 南北・編《浮世柄比翼稲妻 1803‥‥》《鈴ヶ森 1823‥‥》 思えば思えば、ええ恨めしい/首が飛んでも動いてみせるわ ── 鶴屋 南北《東海道四谷怪談 1825‥‥ 江戸 1826‥‥ 大坂》忠臣蔵外伝 鶴屋 南北 4 1755‥‥ 江戸 18291222 74 /宝暦 5,‥‥ 文政12,1127/籍=勝次郎 源蔵“大南北” 第六章 こいつは滅多に死なれぬわえ ── 河竹 黙阿弥《小袖曾我莉色縫 1859‥‥》 こいつは春から縁起がいいわえ/なるほど世間は難しい ── 河竹 黙阿弥《三人吉三廓初買 1860‥‥》 知らざあ言って聞かせやしょう/問われて名乗るもおこがましいが ── 河竹 黙阿弥《青砥稿花紅彩画 1862‥‥》白波五人男・弁天小僧 恨みがあるなら金に言え ── 河竹 黙阿弥《勧善懲悪覗機関 1862‥‥》 闇があるから覚えていろ ── 河竹 黙阿弥《曾我紡侠御所染 1864‥‥》 こいつは宗旨を替えにゃあならねえ ── 河竹 黙阿弥《船打込橋間白波 1866‥‥》 人は見掛けによらないものだ ── 河竹 黙阿弥《島衛月白浪 1881‥‥ 東京》 呑んで言うのじゃあございませんが ── 河竹 黙阿弥《新皿屋舗月雨量 1883‥‥》 河竹 默阿彌 18160301 江戸 18930122 76 /文化13,0203/籍=吉村 芳三郎 187 付章 歌舞伎の台本とせりふ 205 あとがき 206 参考文献(台本収録本) ── はじめに 日本の文化には大きな特徴があります。それは、古い形を遺しつつ、 新しいものも作ってきたということです。たとえば、「本歌取り」とい う言葉があるように、和歌では歌を新しく作る時も古歌の優れた語句・ 発想・趣向を積極的に継承すべきと考えられてきました。中世に成立し た演劇の能・狂言も、江戸時代に成立した演劇の歌舞伎・人形浄瑠璃も、 そのような伝統的な考え方を受け継ぎました。日本の演劇に古い形が遺 っているのはそのためです。歌舞伎は、古い形を遺しつつ、新しい形も 作ってきたため、次々に幅を広げて、多頭怪獣(カイミーラ)と評され るような演劇になりました。 ところが、明治以降、その日本文化の特徴が崩れてきました。 明治政府の基本方針は「脱亜人欧(アジア的後進から脱して、欧州の ような強力な国にんSつこと)」。戦後の政府の方針は「日米同盟」。 といえば聞こえは良いですが、実態は「米国崇拝」。ほとんど信仰の域 に達しています。 http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/410610024X ── 赤坂 治績《知らざあ言って聞かせやしょう 20030720 新潮新書》20030723 〜 心に響く歌舞伎の名せりふ 〜 赤坂 治績 演劇評論 1944‥‥ 山梨 /前進座「演劇界」編集部
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%BE%F4%CE%DC%CD%FE ↑浄瑠璃 ↓歌舞伎 http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%B2%CE%C9%F1%B4%EC (20120114-0116)
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