与太郎文庫
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2003年07月03日(木)  Leap for sleep

 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20030703
 
 約二十年前に、約三ヶ月間こころみた“閏睡眠法”の実例。
 
 システム・ダイアリーなどの、一日24時間の予定表に、就寝時刻と
起床時刻を(昼寝も含めて)なるべく正確に記入します。
 睡眠時間が、合計24時間に達するには何日かかるか調べたところ、
私の場合は3日ごとの周期、すなわち一日平均8時間でした。
(4日周期の人は32時間、5日周期なら40時間となるのでしょうか)
 
 つぎに注意すべきは、快眠周期が90分単位ということです。
(45分の二度寝からは、熟睡感は得られない?)
 すると、毎日8時間づつ眠るパターン[ 8.0 + 8.0 + 8.0 ]よりも、
[ 7.5 + 7.5 + 9.0 ]あるいは[ 6.0 + 7.5 + 10.5 ]のほうが自然で
健康的ではないでしょうか?
 
 つまり、第二日目までの睡眠記録があれば、第三日目に眠くなる時刻
と、あらかじめ目覚めやすい時刻が予測できます。このことが可能なら、
三日間のうち一日だけコントロールできるはずです。プロ野球にたとえ
るなら、まず三連戦を2敗1勝とすることです。一週間に4敗2勝なら
勝率3割と考えましょう。
 
 なお、下記の書は“睡眠障害”に対して、まったく役にたちません。
── 「彼は必ず栄え、わたしは衰える、」ヨハネによる福音書三の三
〇。洗礼者ヨハネのこの言葉は、すべて老いゆく人たちの、まさに来ら
んとする偉大な時代のすべての先駆者たちの、さけがたい運命を語って
いる。われわれの同時代人の多くは、このような運命によく平然と耐え
ることができない。それどころか、福音書の一批判者は、この言葉に従
うことはとうてい人間の力ではかなわぬことだ! という理由から、こ
の話そのものが真実でないと推論しようとさえした。そこに、まさに世
界観の相違がはっきりあらわれている。まず第一に、現世がよりよき存
在へ継続するという確信と、反対に、この世の生命はこれかぎり完全に
終るのだという悲しむべき見解(この悲しい表情はすべての年とった動
物や、残念ながら、今日では多くの老いた人間にも見受けられるが)、
これがこの二つの世界観の相違である。
── ヒルティ《眠られぬ夜のために(二)19730816 岩波文庫》P153-154
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 Hilty,Carl 法哲学 18330228 Suisse 19091012/76


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