与太郎文庫
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1958年10月10日(金) |
山脈・第十六号 〜 Gone from the Window. 〜 |
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19581010
やまなみ 16号 もくじ 一茶の遺跡を訪ねて……………茂 義太郎… 1 真の生活…………………………坂井 剛 …… 2 パブロ・ピカソ…………………竹内 康 …… 4(去々日々) 悔やまず…………………………下村 福 …… 8 夏休みのある一日………………上原 麻子……10 死に思う…………………………杉林 博子……11(虚々日々) 詩・さよなら……………………原 昌子……12 おまえ………………………対馬 晴子……12 我が宿命……………………吉村 守 ……13 彼岸花……………………………山本 典良……14 泡…………………………………横田 三重子…18 愛…………………………………今井 公子……20 詩・哀……………………………笠本 義嗣……23 一人ぽっちのねがい………水野 良清……25 山陰線……………………………中西 宏 ……28 はばたき…………………………山本 邦彦……34(19580921) 執筆者紹介………………………………… 41 後記………………………………………… 42
編集者:笠本 義嗣・中西 宏/印刷所:芸林社 ── 《山脈・第16号 19581010 同志社高校文芸部》 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 前 略 数多い投稿の中から、あなたの卓越した原稿を撰んで26日付学園欄 に掲載いたしました。 おかげ様で学園欄に一段の光彩を加え得たことを厚く御礼申し上げま す。今後とも一層の御協力をお願いいたします。 なお、掲載紙に添えて同封いたしました品物は誠に軽少ですが、記念 品としてお届けいたします。 ではお元気で 9月30日 毎日新聞社 社会部学園係 ── 《学園欄 19580926 毎日新聞》 Let'19580930 書簡目録・追補(No.0610-0611) 窓の内外 〜 Gone from the Window. 〜 ── 最後の表紙(第十六号)、机と椅子のモティーフは、誰かが模写 して投稿したらしく、毎日新聞のカットに採用され、学校宛に賞品が届 いた(Let'19580930)。のち東京時代に、ミニチュア細工で立体化したも のをキャバレー・ミス東京のウィンドウ・ディスプレィに転用している。 卒業後送られてきた、第十七号以後の表紙は、中西 宏君が担当して、 彼らしく率直に、ちゃっかりと基本スタイルを継承している。 ── 《虚々日々 20001224 阿波文庫》P059 “クラスの横顔”カット(左から一年一学期、二年二学期、三年三学期) http://d.hatena.ne.jp/adlib/19541122 男女共学の発展のために 与太郎は、中学卒業前にも、教室の窓外風景を描いている。 小学校の優等生は佐々木康夫くんで、授業中に、先生や黒板から目を そらすことがなかったという。 ピアノ調律師の娘・吾郷美枝子くんは、いつも窓の外を眺めていたが、 ためしに先生が質問すると、ちゃんと答えるので、叱りようがなかった。 与太郎は、ノートや教科書に、もっぱら落書きしていたのである。 のちの流行語“窓際族”に因んだタイトルに改められた自伝は、空前 のベストセラーとなり、やがては“Windows”の時代が開かれた。 ── 黒柳 徹子/いわさき ちひろ・画《窓際のトットちゃん 198101‥ 講談社》 画像=山脈・第16号400dpi ── 《風と共に去りぬ Gone With the Wind 1939‥‥ America 19520904 Japan》 http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD1842/index.html ┌┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐ ↓=Non-display><↑=Non-display └┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┘ (20090429-0507)
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