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2004年02月21日(土)
香川・愛媛紀行 1日目

 さて、続きであります。
 今回のゴールは愛媛県西条市。愛媛県の入り口に近い所とは言えいつものように淡路島や徳島を経由すると、非常に時間がかかりかつしんどい予感。しかしフェリーで直接高松まで行けば、燃料を節約できて環境にも優しいぜー。ブラボー俺!
 とか何とか例によって馬鹿な考えてんこ盛りなのですが、実際早朝出発だし、三宮のフェリー乗り場まで道中寒いので、船の中で少しでも寝られれば、それに越したことはないかな? と考えたのですよ。

 そんなこんなで午前6時を少し過ぎた頃に三宮のフェリーターミナルに到着。出航は俺の記憶が正しければ6:30だから、全然間に合うぜ、と思ったのですが、現場は人はもちろん、トラックの姿すら見あたらず、もちろん肝心のフェリーの姿もありません。

 じわじわと迫りくる不安をとりあえずは押さえ込み、窓口にて出航時刻を確認……

 午前6時出航でした_| ̄|○

 ……この瞬間悟ったね、フラグが立ったと! 今回もイベントてんこ盛りだと!! つーか、これはやっぱりアレですか、バイクの神様が『テメェ、最近ウツ気味だからどこまでも走れや。ただし、何かあったときは自己責任な』とか申されてますか? そうなんですか?

 と言う訳で、初っぱなからアクシデント発生です。ちなみに次の便は午前10:30。正直気が抜けたせいもあり、動く気が瞬く間に減少中ですが、かといってあと4時間、こんな人っ子一人居ない所で待つ気もありません。

「となると、残る道は、ひとつしかねぇよなぁ」

 はい、いつも通り、明石港から淡路島を渡って四国入りに落ち着きました(自爆)
 やっぱり頼りになるのはお前だけだぜ、たこフェリー!(いい迷惑だ)

 明石港までの道中は、須磨海岸沿いをひたすらに西へ。途中、舞子付近で見た朝日があまりにも綺麗だったので、ポルトバザールの施設内に寄り道。
 淡路島では、漁港のそばを通る度に香る潮の香りが『おかえりなさい』と伝えているように感じたり。今回淡路島は素通りですが、近い内に必ずまたぐるっと回ってみようと思いましたよ。

 でもって、高松まで全部高速を使って気がつけば高松市街。それでもフェリーでの到着予定時刻よりも1時間強遅れての到着。加えて疲労もガッチリたまって、早くも困ったちゃん状態。
 とりあえず漫画喫茶に入ったり、隣のうどん屋に入ったり、果ては知り合いを訪ねたりで高松を出発したのは1時過ぎ。国道11号をひたすら道なりに進んで高速を使わずに西条まで向かったのですが、やはり国道故か見えるのはのどかな景色よりも人と車ばかり。

「これは地元を走っているのと何らかわらんなぁ……」

 と思うのもまた事実な訳で、途中道の駅へ行くのもかねて、結構脇道へ入っては、道に迷って、その先々で心の赴くままにカメラのシャッターを切ったりしてました。そんな写真はもうちょっとだけお待ちを。

 この後道の駅を2カ所ほど回るも、時間も押してきたこともあって、結局は高松道、松山道を通って西条まで。西条では皆と合流する前にとあるパスタ専門店へ。実はここ、味は保証できますが普通に注文しても平気で150gぐらいのパスタがやってくる恐ろしいお店で、その昔初めてここでパスタを食ったときはその量に思わず詫びを入れて残してしまったという、かなり悔しい思いがありましたが、今回はきっちり完食してリベンジ完了! 次はピザを食ってみるかー。

 20時過ぎあたりから友人たちと次々と合流。皆お変わり無い様で何よりです。
 そして鍋を囲みつつ、今回の主役共を前にしたらもうあぁた、やる事はもう『新婚さんにらっしゃい』しかねーだろー、と言うことで根ほり葉ほり聞いてみましたが、なかなか教えてくれなくてオトーチャンは寂しかったですよ? まぁ、また今度じっくり聞いてやるさー。