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■ 【愛猫日記 その9&その10】最終章 チブチに幸せがやって来た
【愛猫日記 その9】 凄い話しをたくさん聴いた 2010年07月25日11:00 動物病院に3時に着く目安を立てて家を出たものの、普段なら5〜6分で着くのにとんだ誤算で30分も掛かってしまった。 考えてみれば今は高校野球長野大会の真っ盛り。近道と思い、球場の側道を選んだのが大きな誤算だった・・・。運悪く試合終了直後だったのだろう。長い渋滞で車はピクリとも動かずアタシのボロ車の車内温度は50度を超えていたのではないかと思われ・・・・・・。 汗だくで病院に着いたら、約束の時間を大幅に過ぎていた。 そして病院は忙しい時間帯に・・・・・・。
一時間ほど待合室で待つ中(先生からお話があると言ってたけれど、一体どの先生なのだろうか・・・)と思いを巡らせていた。 その動物病院は院長先生ほか数名の先生が居り、しかもその人数は以前の倍近くに増えているご様子。 待合室の本を手に取り、それを読みながら時間を潰していると、なんと院長先生本人が来てくださった。
「ご無沙汰しています」とご挨拶をし、先生もどこかで見かけた顔だなぁ・・・と思ってくれているご様子。 忙しいにも拘らず、それから色々な話をしてくれた。
先ずは表紙の里親探しのポスターの記述の中に、少々誤解を招きかねない点がある事を注意され(やっぱり・・・)その書き直しを促された。 そしてその後は、動物を愛し、動物を慈しみながら、如何に責任を持って動物たちと上手く共存していくかと言う話しを切々と語ってくれ、ものすごく心を打たれたと共に、反省すべき点も多く、とても重要で貴重な勉強をさせていただいた。 そして世間には如何に無責任なエセ動物愛好家が多いかと言う話、動物を多頭飼いするには限界があるという話、ご自分の辛い経験も含め、包み隠さず話してくれ、今は動物達への贖罪(しょくざい)の念や、罪滅ぼしの意味もあり、出来る限り多くの動物達を救ってやりたいのだと語ってくれた。
やはりエサを与えた時点からその責任は発生してしまい、生半可な気持ちで動物と接するのではなく、優しさを掛けるならば、よほどの覚悟が要るのだと言う事もまざまざと思い知らされた。 院長先生は綺麗事や表向きだけの動物愛好家や動物保護者ではなく、心からの厳しさと優しさを併せ持った真の先生なんだなぁ・・・と感動し、話しを聴いてる途中で何度も泣きそうになった。
とまれ、院長先生自身があの日記を読んでくださったみたいで、昨日はまだ半分ほどしか読めなかったらしいのだが、アナタの気持ちがひしひしと伝わって来るし、面白いし、この先を読むのが楽しみだと言ってくれ、表紙さえ書き直してくれたら、この続きをもっとシリーズ化して書いてもらい、是非病院の待合室に置いて色々な人に読ませたいとまで言って下さった。
こういう先生とお酒でも飲みながら、動物たちの事をもっともっと語り合いたいなぁ・・・。 アタシの動物に対する思いや、不思議な経験談ももっともっと話したい。
チブチに関しては、まだどうなるか解らないが、この先、先生と相談しながら必死に飼い主を探し続けるつもりだ。 この先生ならその都度、的確なアドバイスをしてくれると思う。
アタシがナゼに、ここまで猫に対して思いを寄せるかと言うと、猫はアタシの命の恩人だと思っているからだ。 あまりに人生が辛く、どうしようもなくなり、最悪の考えが頭を過ぎるたび、先代で飼っていたチンチラのボスや、ミュウー婆さんや、金蔵の存在がアタシを思いとどまらせてくれ、慰めてくれ、癒してくれ、勇気付けてくれてきた。だから苦しいながらも今まで生き延びて来れたような気がするのだ。 なのでアタシも恩返しをしながら最も愛しい猫たちと共に生きていたい。
アタシの側に寄ってくる猫達は、それぞれが不思議な能力やパワーを持っていて、単なるペットなどではなく、物書き志望者のアタシに様々なインスピレーションやイマジネーションを下ろしてくれる。 アタシは猫たちを、お使い神や守り神のような特別な存在に感じているのだ。 アタシの前世はもしかしたら、猫そのものだったのかもしれないなぁ・・・・・・。 なぁんて考えたりもする・・・・・・。
コマキ、ご面倒ですが、又ポスターの書き直し御願いします。(^^;
【愛猫日記 最終章】 2010年7月26日11:00 昨日は日曜日なので店は休み。 極めつけの極貧なので、恒例の亭主との日曜晩酌も、スーパーが半額になる時間を予測し買い物に出かけた最中、腐れ縁の親友(修)から着信が・・・。運転中だったので○○○イレブンの駐車場を借り、電話を掛けなおすと「今さぁ、松工の甲子園初出場の祝賀会をやってるんだけど、7人で行くから店開けてよ〜」と言う。 アタシャ二つ返事で「やるやる!! お金無いから絶対やるやる!!」と告げ、「5時に店開けて」と言うところ、時計を見ればもう既に4時ではないか。 「5時じゃいくらなんでも間に合わないから、せめて5時10分にしてよ」と電話を切り家にとって帰したのだ。
慌ててシャワーを浴び、亭主に「月曜に止まる電気代を払う為なんだからね。晩酌は来週までお預けね」と言いくるめ、慌てて支度をし、家を出たのだ。 そしたら7人と言っていたにも拘らず、実際は8人来るし・・・。(誤) 5時10分じゃないと付き出し作りとかツマミの用意とか間に合わないからね、と言っておいたのに4時45分に来るし・・・・・・。(呆) まったく修はいい加減なんだからぁ・・・・・・。(怒) 汗だくになり、大慌てで出すものを出し、何とか宴会は始まった訳で・・・・・・。 それからは飲めや歌えやのドンチャン騒ぎだった・・・。 皆、松本工業高校のOBなので、甲子園初出場は、そりゃさぞや嬉しかろう・・・・・・。
(良かった、これでコマキバンクにお世話にならずに電気代が払えそうだ・・・) と、アタシもホッ!と胸を撫で下ろし、宴会に加わり皆と一緒に飲んだり歌ったりして楽しんだ。
途中、修を呼びつけ「ねぇ、ねぇ、アタシの日記読んでるでしょう? お願いだよ。チブチを飼ってよ・・・」と言ったら「10日間の期限でどうしても誰も飼う人が見付からなかったら、俺が引き取ってあげるよ」と言ってくれたものの、修ん家はアタシん家と同じくらいの貧乏家なので、果たしてまともにエサをやってくれるかどうかが心配だったし、家が大通りに面しているらしく、車の往来が心配だと言うので、それも引っかかっていた。 「この中に一人くらい飼ってくれるという人は居ないかなぁ・・・」と聞いたら「ムリムリ」とにべもなく言う。 「でも聞いて見なきゃ解らないじゃない」と、アタシはダメ元で「ねぇ、誰かこの中で猫飼ってくれる人はいないかなぁ?」と大声で聞いてみたら・・・・・・。 な、な、な、な、なんと!! メンバーの一人である、百ちゃんが「そう言えば、さっきトイレで里親探しのポスターを見てさぁ、まだ決まってないなら是非欲しいとママに聞こうと思ってたところなんだよ」と言うではないか!!!!!!!!!!!!! コレを奇跡と呼ばずに何と呼ぶ。
「えっ!? マ、マ、マジで!?」 『うん、マジマジ』 「えっ!? ホントにマジで!?」 『うんうん、マジマジ』アタシャ夢でも見てるんじゃないかと思って、何度も念を押した。
丁度前に飼っていた猫ちゃんが病気で亡くなり、奥さんが寂しがっていたらしいが、お婆ちゃんが猫嫌いだったそうで・・・、しかし、そのお婆ちゃんも天に召され、丁度ソロソロ猫を探してみるか・・・と言う時期だったらしい。 し、し、しかも、奥さんは三毛猫を欲しがっていると言うではないか!!!!!!!!!!! またまた大きなシンクロイニシティを体験させられた。
「避妊手術も勿論こっちでするから安心して」と言ってくれたし、「すぐにでも引き取りたい」と言ってくれたし、望まれて養女に行くわけだから、チブチは絶対に幸せになってくれるだろうし、彼等なら正に理想の飼い主ではないか・・・・・・。
アタシャ思わず百ちゃんと抱き合って号泣してしまったよ・・・。 百ちゃんまで、ウルウルしていて・・・・・・。 皆もこの出来事を「お〜〜〜!! やったじゃん」と、とても喜んでくれていた。
そんな訳で、7月9日にチブチが窓辺に現れてから17日間に渡る「チブチとマキュキュの里親さがし物語」はハッピーエンドで幕を下ろす事になりそうだ・・・・・・。
ただ、とても気がかりな事がある。
その当の本人のチブチが、今日はまだ一度も姿を見せないのだ・・・・・・。 いつも朝の8時ごろには必ず来るというのに・・・・・・。
隣に今、親類だと思うが、大勢の子供達が遊びに来ていてここ3日ほど人の出入りが激しかった。 それでも昨日の夜まではちゃんと来ていたのに、肝心な今日、姿を見せない・・・・・・。
昨日の夜引き入れて置けばよかった・・・・・・。 この日記で最終章になると思ったのに・・・・・・。 チブチ〜〜〜〜!! 何で来ないんだよ〜〜〜〜〜〜っ!!! と・・・、ここまで書いたら、来ましたよ、やって来ましたよ。(o^―^o) お隣が一斉に出かけたみたいで静かになったら、ソロリソロリとやってきました。 鋭いなぁ・・・・・・。
今、餌を与え、見事引き入れに成功し、金蔵が使っていたゲージに収まっています。 多少不安げに鳴いていて落ち着かない様子だが、たまに餌をつついているので大丈夫だろう。
コレで全てが終わった・・・・・・。 明日、百ちゃんに引き渡す事になっている。
皆さん、長い間 【愛猫日記】を読んでくれて、一緒に気をもんでくれてありがとうです。 チブチに会えなくなるのは寂しいが、一番理想の形になった。 やれやれ、コレでアタシも一安心だ・・・。 一生懸命やってきた事がやっと報われたような気がしてものすごく嬉しい。 しかし昨日は良い奇跡がたくさん重なった日だったなぁ。 松工が優勝したこと自体が奇跡的で、それがなければ、宴会も無かった訳で・・・・・・。 汗だくになって働いた甲斐が有った。
風が吹くと桶屋が儲かるじゃないが、松工が勝ったら、チブチに幸せがやって来た。 めでたし めでたし。
【おわり】
【追記】 尚、動物病院には、報告がてら、コレまでの日記を持って行き、待合室においてもらおうと思っている。 先生もきっと喜んでくれるに違いない。
2010年07月26日(月)
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