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■ (日記) 明日と言う日は永遠に来ない
今朝起きて窓の外を見ると景気全体が朝靄で覆われていて、向こうに見えるはずの山々も雲隠れならぬ靄隠れ・・・・・・。 なんか幻想的で神秘的でステキだなぁ・・・・・・。
アタシの住むハイツは何が良いかというと、窓から見えるロケーションが最高で、季節ごと、天気ごと、時間ごとに素晴らしい絵画を見せてくれるということだ。 特にアタシは夜明けの景色が大好きで、初夏など、漆黒の闇〜濃紺〜藍色〜水色へと、チビリチビリ飲みながら徐々に変わってゆく空を見ているのが大好きだ。 「♪ルールールルルー、ルールールルルー」 由紀さおりの夜明けのスキャット(古っ!)なんぞが何処やらからか聞こえてきそうな気がする。
最も今は夜明けが遠くなってしまったので、そこまで起きちゃぁ居られないが・・・・・・。
ところで・・・、話は変わるが。 先日、中村天風の中古本をブックオフで10冊ほど大人買い(?)し、一冊ずつ読んでいる。 中村天風の本に初めて出合ったのは、からくり箱を開店する直前だった。 念願の店は持てたものの、直ぐに潰してしまうのではないかと言う不安と怯えに苛まれていた時、親友の夫(霊能力を持った気功師)が「この本を読んでみて・・・、悩んだり苦難にぶつかる度にきっと役立つよ」とプレゼントしてくれたのだ。 確かその本は「運命を拓く」と言う本だったのだが、宗教っぽい本なのかなぁ・・・。堅苦しそうで難しそうで何だか嫌だなぁ・・・。と思ったのが最初の印象。
ところが読み始めてみると、大変笑える所などもあり、人間味に溢れており、厳しいばかりではなく、なんて慈悲や慈愛に満ち溢れた人間ぽい人なのだろう・・・と夢中になってページをめくった。 読み進む内、やっとアタシが求めていた本物の人生の先生に出会えたような安心感と感動を覚え、居るはずも無い天風先生がすぐ側に来て、「もう大丈夫だよ」と、頭を撫でられ抱きしめられているような感覚さえ覚え、読みながら涙がボロボロ出てきた記憶があるのだ。
以後、アタシは何かに迷ったり、挫折を味わうたび、その本を羅針盤にしてきたのだが、この所でもう一度読み直そうとしたらその本がいくら探しても見付からない。 誰かに貸した記憶があるのだが、誰に貸したか覚えていない。 本やCDなんて、大抵はそんなもんだわなぁ・・・・・・。
そこでブックオフで注文したら、他の本もどんどん読みたくなり、大人買いに至った訳だ。 過去、宗教家の書いた本も、成功者の書いた本も、人生論の本も色々読んでみたが、アタシャやはり行き着くところは、中村天風の人間味や味わいのある教えが一番しっくり来る。 そして一番身近な存在な気がするのだ。
「苦痛な出来事が起きた時、今日は取り合えず苦しい事を忘れちゃって、やれるだけの事をやってりゃいいんだよ、明日苦しめばいいさ・・・と思えばいいのよ。 一日寝れば、次の日は今日なのだから、永遠に明日と言う日などは来ない訳で・・・・・・。 そうしている内に良い事や楽しい出来事にも遭遇して、苦しみはしぼんで行くんだよ・・・」 と言う事である・・・。 なるほどなぁ・・・。 考えてみれば明日なんて永遠に来ないと言うのは本当だわ・・・。 と、目からうろこだった。
今、日記を書き終えて外を見たら靄がすっかり晴れて、良い天気になっている。
2009年10月29日(木)
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