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■ (日記) 優しさをもたらすもの
ある常連との会話・・・・・・。
「アナタはなぜそんなに人に優しいの・・・。自分が今にも潰れそうなのに人に情けをかけている場合じゃないでしょう・・・」
『だって性格的にそうしちゃうんだもん・・・。しかたないじゃん・・・・・・』
「だってったって・・・、アンタ・・・。他所のママを見習いなさいよ。これサービスよなんて言っといて、ちゃっかり半額位のものは伝票に付いてるんだからさぁ・・・・。それが商売上手ってもんでしょうが・・・。アンタみたいにタダで出しちゃったり負けてあげちゃったりしょっちゅうしてたら、自分の首を絞めることになるんだよ!?」
『そんな事充分に解ってるんだけど・・・。こんなアタシの店に人が来てくれるだけで嬉しくなっちゃって、ついついそうしちゃうんだもん・・・・・・。売れ残って捨てるくらいなら、例えタダでも食べてもらった方が嬉しいし、向こうも嬉しいだろうし、向こうが美味しかったからって、その分をくれると言出だすなら遠慮はしないけど、サービスって出しといて押し売りするなんてアタシャいやだよ・・・』
「それじゃ、店が潰れちゃうのは目に見えてる!!」
『でもそんな一般的な店じゃないからこそ、ここに集まってくれる人は根強く集まってくれてる訳で・・・・・・(シドロモドロ・・・)』
最近一人の常連客にこんなお叱りを受けた。 言いたい事は充分に解ってるし、自分でも確かにそうだよなぁ・・・とも思うよ・・・。 でも、どうしてもそうしちゃうのだ・・・・・・。
幸せだったり満たされたりしている人は他人にも優しくなれる・・・とよく言われているが、アタシはむしろ、苦難や困難が人を優しくさせるものだと思う方な訳で・・・・・・。 そういう経験をイヤと言うほどたくさんしてきた人は、人の心が何となく解るようになるものなのだ。 そういう人はどこか寂しかったり、虚しかったり、誰かの側にいて心だけでも寄り添いたかったりするものだ・・・。 その場所にアタシの店を選んでくれただけで嬉しいではないか・・・・・・。 来てくれるだけでアタシも寂しさから紛れられる。 幸いなことに、例えその日にお金が無くても、踏み倒されたり裏切られた経験は一度たりとも無いもの・・・・・・。
そんな説教をした客が、昨日は何ものまず食わずで、酔っていたのか水一杯を飲んで帰って行った。 むろん売り上げはゼロだ。 でも・・・、ホレみろ!! アナタだって、水だけでも飲みに立ち寄りたいと思ったから来たのでしょう?何となくアタシの顔が見たくて、足が向いたのでしょう?そんな事も許される店だと知っているから来たのでしょう?
店なんて、そんな為に有るんじゃないのかなぁ・・・・・・。 ちゃんと頂ける時には充分頂いてますから・・・・・・。
2009年05月27日(水)
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