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■ (日記)イングリット・フジコ・ヘミング&ルーマニア国立ジョルジュ・エネスコ・フィルハーモニーリサイタル
やはりアタシはどうかしている・・・・・・。 昨日、コンサート会場に着き、少し時間の余裕が有ったので、目の保養にとパンフレットやCDやDVDの即売場で足を止め、しばらく眺めていた。 彼女は絵や本も出筆しており、ポストカードやら彼女の絵やら、欲しいものは沢山有ったが我慢し、CD一個と500円のパンフレットを一部だけ購入したのだ。 CDはハンドバッグに入るスペースが有ったのでバッグの中に入れたのだが、パンフレットはバッグには入らないので、レジ袋の中に入れたまま無料配布の薄っぺらいパンフと一緒に持ち歩いていたのだが・・・・・・。 どうもコンサート会場を出る時に、座席の下に置き忘れてきてしまったらしい・・・・・・。(涙)
やはり如何にここ最近のアタシの気がそぞろなのかという証拠のようだ・・・・・・。
そのパンフレットには彼女の字で彼女のメッセージが印刷されており、コレは彼女が言った言葉ではなく、他の有名人が言った言葉だそうだが・・・・・・。 人間の苦・哀・難・飢を癒すのは音楽と猫だけだ・・・・・・(サッと読んだだけなので、記憶があいまい) と言うような事が書かれてあり、その言葉を「素晴らしい言葉だと思います」と、彼女も絶賛していた。
アタシもその言葉に強く共感し、帰ってから読むのを楽しみにそのパンフレットを購入したと言うのに・・・・・・。そんな大事なものを忘れて来たなんて、とてもとても悔しくてならない・・・・・・。 微かな望みは、コンサート会場にではなく、迎えに来てくれた夫の車に置き忘れて居る事だけだ。 (仕事先の夫に電話したら、車に乗り込む時、確かそんなもの持って無かったような気がするけどなぁ・・・)と言われてしまったのだが・・・・・・。
いずれ彼女の著書「魂の言葉」を買おうと思う。
抜粋 どんなに辛い時でも死ねないと思ったのは、猫がいたから。 残された生きものはどうなるのかと思ったから。 (コレを今日知った時、アタシと同じ事を言ってるなぁ・・・と思った)
さぁ、そろそろ気を取り直してコンサートの感想に移る。
アタシの座席は2階席の右側で、前から4列目。 何故かその席だけ人々に挟まれた場所だった。 周りを見渡してみれば1階席と3階席はほぼ埋まっているのに、何故か2階席だけは団体予約のドタキャンでも有ったのか、チケットが売り切れなかったのか、ガラ空き状態だ・・・。 (勿体無いなぁ・・・・・・)
きっとフジコ・ヘミング自身なら、「私の音楽をもし聴きたいと思っている貧しい人々が居たら、お金なんか要らないから呼んであげれば良いのに・・・」と思う事だろう・・・・・・。 聴きたい人が居るなら一人でも多くの人々に聴かせてあげたい・・・、そう思う事だろう・・・・・・。
そんな事を想像しながら、時間ギリギリまで指定の席に座っていたが、開演直後になってもまだ誰も座る様子が無かったので、空いてる席に移り、隣近所に誰も居ない、誰にもはばかる事のない席で、じっくり聴く事にする為、少しだけ後ろの席にはなったが、席を移動させてもらった。
最初に、ルーマニア国立ジョルジュ・エネスコ・フィルハーモニー(指揮者 クリスチャン・マンデアル)の演奏があり、その演奏も素晴らしく、皆拍手も忘れて聴き惚れていた。 二曲ほど楽団の演奏があり、フジコ・ヘミングが登場し、彼等との伴奏の後、アンコールで彼女の独奏が二曲ほど有った。 アタシと数十メートルの至近距離で彼女がピアノを弾いている!! まるで夢みたいだ。
彼女の代表曲、ラ・カンパネラが流れた途端、やはりアタシは堰を切ったように涙が溢れ出し、すすり泣きが周りに聞こえるのではないかと心配するほど感動してしまった・・・。 (誰も居ない座席が空いてて良かった・・・・・・)
アタシはこの曲を聴く為だけに生きてきた・・・・・。 そんな気さえし、深く目を閉じ、寸分の音も聴きもらすまいと、じっと聴き入った。 その瞬間、一切の周りのものは遮断され、彼女のピアノとアタシだけがそこに向かい合っているような錯覚を覚えた・・・・・・。
素晴らしいコンサートだった。 そして益々、彼女はアタシの生き神様か、辛い事を忘れさせてくれる魔法使いのような存在になった。
本当に彼女のピアノを聞かせてくれてありがとう・・・・・・。
オーラの泉でのひとコマ http://www.youtube.com/watch?v=QK9PNql5Mro
ラ・カンパネラ http://www.youtube.com/watch?v=HUXBD-UjfTI
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=ZPB7bIeYllc&feature=related
2009年05月25日(月)
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