マキュキュのからくり日記
マキュキュ


 (日記) とても感慨深い五周年記念パーティーだった。


今年に入ってアタシ達夫婦に様々なアクシデントが度重なり、最初に五周年のパーティーの話しが持ち上がったのはそんな事が尾を引いていた最中のことだった。
本来は第二回目のボーリング大会をし、その後に店に移り、パーティーをする予定だったのだ。

その企画も心優しい常連たちが、そんなアタシ達を励まし、少しでも売り上げに貢献すべく、応援する為に企ててくれた事も重々解っており、温かな仲間を持ったアタシは本当に幸せ者だと、心の中では深く感謝していたのだが、正直、あの頃のアタシは全く元気がなく、思考力も低下し、何を考える事もできず、鬱病の一歩手前のような精神状態だったのだ・・・。

ボーリング大会は人数不足で取り止めになり、日を代えてせめて五周年のパーティーだけでもやろうと奮い立った矢先にアタシ自身が手を怪我し、気持ちはもっと最悪なものとなった・・・・・・。
正直、この手の状態で、どこまでのおもてなしが出来るか全く自信もなく、パーティー予定日のほんの数日前まで、どれだけの人数が集まるのかも把握すらできていなかった。

しかもパーティーの前日、我が妹分コマキの義父が脳出血で倒れ、緊急オペをする事になり、コマキの参加は絶望視されていたのだ。
コマキはあの店の事を一番慕ってくれ、心配してくれ、いつも何かに付け貢献してくれている、あの店にとっては準主役のような存在なので、コマキが出られないと言う事だけでも大きな衝撃な訳で、コマキとて、さぞやこのパーティーを楽しみにしてくれていた事だろうと思うと、胸が痛んだ・・・。
しかし嫁としての立場もあり、事態が事態だけにアタシは無理強いする事もできず、「もしも来られそうなら少しでも顔出してよね」と言うだけに留まったのだ。
しかしロザリーがコマキの家に駆けつけてくれ、コマキと一緒にご主人を説得してくれ、ようやくコマキの参加が可能になったのだ。
そんなアクシデントが有ってのパーティーだったので、パーティーの感動も一入だった。

じょーじんちゃんが乾杯の挨拶をしてくれ、その時「普通、店と言うものは客がママを口説きに来る場所なので、客同士がライバルや敵になる事も有るのですが、この店はそれが一切無く(ドテッ・・・チト寂しい・・・ww)此処に集まる人間達が皆良くて、客同士がこんなに仲良く和気藹々と飲んでる店など他には滅多に無い訳で・・・・・・。そんな風に皆に愛され、皆のシェルター的な店なのだから、これからもずっとやり続けていただきたいと切に願う訳でして・・・・・・」と言ってくれ、その言葉に既にジンと来て、アタシはもうそこで、少し泣きそうになってしまった。

参加者はアタシ等夫婦含めて全部で、19人。
コマキ・じょーじんちゃん・KANEGONちゃん・ロザリー・タカ・マリカ・カルロス・てつ・(O)ちゃん・カナ・豪快兄貴・ゆりくん・まさやん・たかちん・毒舌2・ダウアー・本来は来られなかったはずの息子も駆けつけてくれた。
出席は出来なかったが、協賛してくれた若尾さん、事務長、ユッコ、YACCOさんも大変ありがとうございました。

痛風が出ている夫と、手の利かぬアタシの、二人でようやく一人前のようなダメ夫婦で準備をしたので、いつものような切れのある料理は作れなかったものの、まさやんが絶品の鳥のモツ煮を差し入れしてくれたり、忙しい中コマキが漬物を差し入れしてくれたり、兄貴がケーキを焼いてきてくれたりし、参加者のメンバーは其々に美味しいと満足してくれた様子で、ホッとした。
ゲームの為の協賛品も其々が持ち寄ってくれ、本当に助かった。

その後は歌や会話で盛り上がり、本当に楽しくアットホームで心に残るパーティーになりました。

最後に挨拶をした時には、開店当時からの様々な想いが駆け巡り、思わず我慢しきれず、やはり大泣きしてしまった・・・・・・。
そして最後にものすごいサプライズがあったのだが、アタシがあれほどまでに恋焦がれていた生き神様、フジコヘミングのコンサートチケットを、何と参加者の全員でプレゼントしてくれたではないか・・・・・・。
アタシの願いをぐうたら神がちゃんと叶えてくれたのだ。

もうアタシはいつ死んでも良いや・・・・・・。

本当にそう思えるくらい、フジコヘミングはアタシの中での神様的な存在であり、生きている内に一度だけでもいいから、彼女の生のピアノを聴ける日が来る事をずっと夢見ていたのだ。
きっとみんなの事を思いながら、魂を揺さぶられ、始終泣きっぱなしで聴く事になるだろう・・・・・・。
その時の感動は又後日日記に書かせてもらおう。

その後、歌や会話でパーティーはまだまだ続き、店を片付け外に出た時はもう、白々と明るくなりかけていた。

其々が皆、色々な思いや悩みや苦しみや悲しみを抱えている訳で・・・・・・。
そんな中で、自分の事をさて置き、アタシやあの店を支えてくれ、応援してくれ、こんな風に盛り上げようとしてくれている事に、本当に心の底から感謝すると共に、泣きたいくらい皆が愛しくて堪らなくなる時がある。

アタシの店は、本当に心温かい人間だけの溜まり場だ。
あの店が常連の皆にとっても、いかに必要性のある店かと言う事も再認識でき、自信にもつながり、とても感慨深い五周年記念のパーティーになった。

皆様、本当に一生忘れません。
本当にありがとうね。

アタシも皆様の期待にお応えするべく頑張るので、これからもからくり箱を末永く愛してください。



2009年04月27日(月)

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