|
|
■■■
■■
■ (日記) オバマ氏の演説は愛と力と説得力が有るなぁ・・・・・・。
深夜、政治や世論に全く疎いアタシが、柄にもなくオバマ氏の就任式のライブ中継を見入っていた。 先ず驚いたのが、アレサフランクリンのいまだ尚健在の、あのボリューム感タップリの声量と、あの歌唱力。 アタシャ従兄弟の影響で、小学生の頃からrhythm&bluesにはまり、生まれて初めて購入したレコードは、確かお年玉を貯めて買った、オーティスレディングの2枚組みのLPで、次に購入したのが彼女のシングル版(小さな願い)だった事を懐かしく思い出しながら、「この人一体今いくつだ!?}と感動しながら聴いていた。
いよいよオバマ氏の就任式が済み、演説に入り、会場は水を打ったようにシーンと静まり返る。
同時通訳の人って凄いよなぁ・・・・・・。 氏の言葉を寸分も漏らさず、正確に日本国民にも伝えなきゃならないので、きっと生きるか死ぬかくらいの、凄いプレッシャーなんだろうなぁ・・・・・・などと思いながら聴き始める。
難しい事は良く解らないけど、オバマ氏が日本の政治家と違う所は、常に「私は」ではなく、「私達は」の精神であり、口先だけではない誇りを国に感じていると言う事も伝わるし、富める人を作り上げた影には、凡人や貧しい人々の大きな存在があるからだと言う事もちゃんと述べてくれている。 貧しい人々にも人間らしい生活が出来るようにと、先ずは弱者から救おうとしてくれている気持ちがヒシヒシと伝わってきた。
彼は子供の頃、レストランにも行けないような家で育ったようで、相当な屈辱や試練を乗り越えて来た人なのだと思う。 そういう人の演説は説得力と真実味が有るなぁ・・・・・・。 何の苦労もしてこなかった人の絵空事の理想論より、多くの苦難を経験したであろう人の心からの叫びは、下々の魂にも慈悲深く染み渡る。
彼がどれだけの事を成し遂げられるかは解らない。 でも、彼になら、苦痛を分かち合いながらでも、着いて行って大丈夫だ。と、大きく心を動かされた人が大勢居た事が、とても良く理解できたような気がした。 彼は立派な人々だけではなく、むしろ、弱い人々を心から愛そうとしているのだろう・・・・・・。 マザーテレサの男版のような人なのかも知れないなぁ・・・・・・。 日本にもこういう人が現れて欲しいよなぁ・・・・・・。
久々に感動して涙が溢れ出たよ。
2009年01月21日(水)
|
|
|