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■ (日記) 中山家特製雑煮の作り方伝授します。
お雑煮と言うのはその家代々に作り方が伝わっていく物で、煮物や味噌汁と一緒で、その家によって味も作り方も具も異なる訳で・・・、これこそふるさとの味・お袋の味と言う物なんだろうが、最近は家でお雑煮を作らない人がかなり多いらしい。 お雑煮なんて爺ちゃん、婆ちゃんが元気だった頃に作ってもらったけど、今は家からお雑煮が消えたわよ!!と言う家庭も少なくないみたいだ。 餅を焼いて、インスタントの澄まし汁や味噌汁に入れるだけ・・・と言う簡素な物も増えているという。 それじゃぁ、あまりにも味気ないではないですか・・・。
なので中山家代々に伝わるお雑煮の作り方を伝授しようと思う。 以前にも日記に書いた気がするが探すのメンドッチィので、又書くね。 多少手間は掛かるが、このスープはラーメンなどにも使えるし、お雑煮の作り方を知らない人の為にも、自分の家の本来のお雑煮に飽きた人で、偶には目先の違った味のお雑煮も良いかもなぁ・・・と思っている人にも役立つとは思われるので、興味がある人はコピーしといて是非是非いつかご参考にしてみてください。
ハッキリ言って、絶対に旨いです!!
【材料】
【出汁】
直径30CMくらいの鍋に対しトリガラ1羽分(もっと大きな鍋に出汁を取るなら増やしゃいい) 鳥皮 1パック分 かつお節Or出しの素 適量 塩 適量 醤油 少々
【具】 餅 食べるだけ 鳥もも肉 1枚 (一人に対し2切れくらい) 小松菜 1羽 (一人に対し一株くらい) しいたけ 1パック(一人一個) 長ネギ 1本 (一人に対し4切れくらい) 三つ葉 1束 なると 1本 ウズラの卵の水煮缶 1缶 (一人一個でも2個でも) エビ 人数分 (上に同じく) 手まり麩 高いのでウチは一人一個しか入れられない。 ゆずの皮 少々
【作り方】
☆鍋に8分目の水を張り、水洗いしたトリガラと鳥皮を入れ、最初は強火で、吹き上がったら弱火にし、アクがたくさん出るので丁寧に救いながら1時間ほどじっくり煮込み鳥ガラスープを取る。 この時、火が強いと途端にスープがにごるのでご注意。 (メンドッチィ人は市販のトリガラ出汁でも良いが、鳥ガラから取った方がなんぼも旨い) ☆出汁が充分出たら、鳥ガラと皮は除いて捨てる。 ☆別鍋で小松菜をサッと茹で、水に取り、軽く水洗いし、束に纏めておく。 ☆なるとは薄切りに、三つ葉は2センチほどの長さに、ゆずは皮を少々削り、後乗せの具として小皿などに取っておく。 ☆鳥の出汁が取れたら、使う分だけ小鍋に移し、金網のボールなどに鰹節を一つかみ入れ、煮立つまで待ち、鰹節は捨てる。 (メンドッチィ人は本だしでも良いが、鰹節の方がなんぼも旨い) ☆鳥ガラと鰹節の合わせ出汁が出来たら、一口大に切った鶏肉、皮をむいて背ワタを取ったエビ、ウズラのゆで卵、しいたけ(丸のまま)を入れ、主に塩、醤油少々で味を調える。旨み調味料はお好みで。 ☆鶏肉やしいたけに火が通ったら、小松菜のざく切り、長ネギの斜め切り、手まり麩などを加え、それらがしんなりするまで弱火で少々煮る。 ☆その間に餅を焼いておき、餅が焼けたらおわんに入れ、出し汁を注ぎ、最後に、なると、三つ葉、ゆずの皮を乗せて、アツアツを食べる。
コツは、味付けには塩を主に使い、醤油は色付けする程度に抑えた方が品の良い味に仕上がる。
このスープは鳥ガラのコクとかつおの出汁が絶妙なヂュオを醸し出し、何とも旨みのあるオツユになるのですよ・・・・・・。 餅を入れずに、澄まし汁として飲んでよし、残ればコレに鶏肉の細切り肉と青梗菜とラーメンの麺などを入れ、鳥そばなんかにも変化させられ、中々重宝です。
ちょっと手間は掛かるようだが、慣れればなんて〜事ないので、是非是非一度お試しあれ。
この雑煮、サービスは今日までだが、金土の両日も作ろうかなぁ・・・なんて思った。 一杯餅2個入りで、700円でどうだ!?
2009年01月07日(水)
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