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■ (日記) 胸につかえていたものが少しだけ下りた気がした。
からくり箱を経営した前後、ある件で司法書士の先生のお世話になり、その謝礼がずっと滞ったまま払えず、又、どう説明しても言い訳のようになってしまいそうなのが嫌で、後ろめたい気持ちをずっと引き摺ったまま、どうする事もできず、ただただ、年月だけが過ぎていた。
その先生がアタシの店と知ってか知らずか、多分最初は偶然だったのだろうが、からくり箱に訪れてくれた事が有り、決して逃げていた訳でもなく、踏み倒すつもりなども毛頭無いのだが、先生の顔を見た瞬間、正直、血の気が引く思いだった。
しかし先生は何もおっしゃらず、その後何度か、からくり箱にお見えになり、その都度、やはりアタシは針の筵に座っているような居心地の悪い気持ちでお迎えしていたのだが・・・・・・。
先生はいつもお連れ様と一緒なので、アタシはそのお連れ様がトイレに立った隙などに「全然払えずに申し訳ありません」と手短に謝罪し、頭を下げるのだが、先生は「良いですよ、おいおいで・・・」と笑いながら言って下さるのだった。
一度たりとも請求する訳でもなく、催促状が来る事も無く、それ故アタシは尚更心が痛み、少しでも良いから貯金をしなければ・・・と反省しながら、顔を見るたび心の中で両手を合わせていた。
しかしながら、今の時期は本当に水商売は明日が読めず、いつになったらいくらの支払いが出来るとは確実な事が言えず、少し貯まれば何かのアクシデントやら、車検やら、店の備品が壊れたりで纏まったお金が出て行ってしまい、一向に先生の方に回すだけの貯金が出来ずにいた。
それでも今回、ある方から半期に一度のボーナスが入り、少しでは有るが先生に返す事が出来、ほんのチョット肩の荷が下りた気がした。 そして先日、店の経営が危ぶまれた時に助けてくれた親友(M)に融資してもらった分も、全額返す事が出来た。
この数日でアタシは両方合わせて19万と言うお金を返済できた。 貧乏人のアタシなので、一度に出て行くお金としては大きいのかも知れないが、とても気持ちの良い、晴れやかな出費だった。
友人(M)も先生も、アタシを信じてくれているのか、信じてくれていないのかは解らない・・・・・・。 でもアタシは良くしてくれた人を裏切るような真似だけはしたくないし、天に召される時は大手を振って召されたい。 いつになるか解らずとも、全ての人の良心を裏切ることなく人生を終えたいと思っている。
先生、一生懸命貯めるからね。(汗) いつかは必ず返しきりますからね(油汗) 見放さないで気長に待っててくださいね(冷汗)
2008年07月16日(水)
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