マキュキュのからくり日記
マキュキュ


 (日記) 秋葉原無差別殺傷事件について・・・


あのように日本中を震撼とさせるような陰惨で悲惨な大事件が起こると、さぁさぁ取材戦争だ。こぞって我先にと取材陣がクモの子を散らしたようにあちらこちらに飛び散る。

犯人及び被害者宅、学校、幼稚園、会社、親戚、友人宅、はたまたほんの知人宅にまで取材の手は伸び、他社が少しでも知らない情報を何とか獲得しようと躍起である。
これまで普通に生きてきた人間が、何故に凶暴化したのか、いつから心に闇を持ったのか、専門家を呼んだりして何とか探り出そうとする。

徹底的に悪はとっちめろ! と言う人、犯人がそうなったのには何か理由がある、と、半同情的な人とコメンテーターも様々だ。
泥縄式にサッ!っと掻き集めた資料を元に、それで半月ばかりなんやかんやと騒ぎ立て、ほとぼりが醒めれば何事も無かったかのように又別の事件へと再び群がる・・・・・・。

犯人はそんな使い捨てのようなマスコミを僅かなあいだ独占出来たとして、何が満足だというのか・・・。
そんな歪んだダークヒーローになる為だけに、罪も無い人を大勢殺し、自らの人生も棒に振ってしまうのか・・・・・・。
皆の人生が余りに勿体無く、哀しすぎる・・・・・。
 
彼は成績も優秀だったそうだし、スポーツも万能だったそうだし、真面目だったというし、綺麗好きだったというし、人気も結構あった人間だという。しかもまだまだ若い。
アタシなんかから比べたら、全てが勝っているではないか・・・。
まだまだこれから、いくらでも幸せなライフシーンやステキな出会いも有ったはずだ。

きっと高校までは彼の人生は結構楽しく、自信を持てて、希望にも満ち溢れていたのだろう。
それまでトップクラスだった成績や人格が、高校に行ってからもっと優秀な人たちに周りを囲まれ、大きな屈辱感や挫折感を味わったとしても、その虚しさや敗北感は自分自身に向けるべきであって、他人に向けては絶対にならないと思う。

優秀な人に囲まれ受けた敗北感や挫折感だって、自分を超えた人を敵だと思わず、優秀な人の中には心根の良いステキな人達もたくさん居たはずなので、そのような友達を沢山作り、憧れの部分は見習い、悩みやストレスを打ち明けられるような友達にしちゃえば良かったのだと思う。
そういう友達を作る事が若い頃から大切なのだと思う。

確かに今の世の中は、一部の優秀で経済力にも恵まれた人間を除いては、侘しさや虚無感を抱えながら戦い続けなければ、居場所も自信も与えてはくれない冷たい世の中かも知れない。
でも、それで死にたくなったら、他人を道連れに危めるのではなく、心の長を思い切り何かに書き連ね、政界やマスコミに送り付け、いかに今の世の中が理不尽かを訴え、潔く自殺した方がまだ人の同情も共感も得られると思う。

人殺しは絶対にしてはならない。人の命はその人自身のものだ。
例え親でも身内でもだ。
ただ、政界もマスコミも、それだけ多くの人々が虚しさやストレスを多く抱えている事を重視し、病んでる人の多さを把握し、強きを助け、弱きをくじくような日本ではなく、弱い者、病んでる者、それらの言葉にも耳を傾け、皆で何とか歩み寄って行かなければ、自殺者も他殺者も減りはしないと思うし、今後このような事件は増え続けるだけだと思う。

こんな身勝手な事件に巻き込まれてしまい、偶々居合わせただけだというのに、大切な命を落としてしまった方々と、怪我をされた方々の無念さを思い、ご冥福とご快復、心よりお祈りいたします。


2008年06月10日(火)

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