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■ (日記) 腹立たしいにも程がある
【単純】という言葉を辞書で調べてみたら、機能・構造・形式などがこみいっていないこと。・・・と出た。 まさにアタシの事だ・・・・・・。
一夜の大臣一夜の乞食という暮らし振りのアタシは、客の入り具合により次の日が生きられるかどうかの瀬戸際なので、ちょっと店が賑やかだともうそれだけでニコニコなのだ。 アタシに未来などは無い。と思っている。 失う物も命以外になにも無い。 明日の仕入れが出来れば、明日が又生きられれば、それで良いのだと・・・。
しかしながらもう50を過ぎ、いくらなんでも、いつまでもその日暮のような生活ではいけないと思い始めてきた。(遅すぎる!!っちゅ〜ねん) なので、できるだけ余った時間を駆使し、もう一回公募にチャレンジすべく、魂の全力でエッセイを書いてみようと思い始めている。
だけどさぁ・・・、最近、余りに生きているのがアホらしくなるようなニュースばかりを見せられ、聞かされ、世も末だ・・・と思うと、これから釈迦利器になって金を稼ごうとか頑張って生きていこうなどという気持ちも失せてしまう・・・・・・。
今朝もやってました。 茨城の保険職員がほんの3年間ほどで10億の保険料を着服し、競艇などのギャンブルなどに注ぎ込んでいたと・・・・・・。
じ、じ、じ、じ、10億ですよ!? 10億・・・・・・。
人を殺して死刑になる人は居ても、使い込みで死刑になる人は居ないんだよね・・・・・・。 でも、その10億があったらどれだけのお年寄りや貧乏人が助かるか・・・・・・。 保険料を納める人の中には貧しい人も居るわけで・・・泣く泣く払っている人も多いはず。 そんな県民の血と汗と涙の結晶であるお金を、豪邸を建てるとか、まだ物として残るものに使うならある程度の回収も出来るのでまだしも、ギャンブルにつぎ込んだんじゃ回収のしようもない訳で・・・・・・。 そんなバカの後始末を誰がするかと言えば、県の職員ではなく、県民なんでしょう?
アタシャそんなヤツこそ死刑にするべきだと思う。
ある人とこの前も話したんだけど・・・、裕福な人でギャンブルを必要とする人は少ないよね・・・と。 裕福な人にはギャンブルはさほど必要ではないんじゃないかと・・・。 ギャンブラーの肩を持つわけではないが、ギャンブラーにも2種有って、ただ単に仕事もせずにブラブラし、遊ぶかね欲しさでやっている性悪ギャンブラーと、借金などを返す為に一縷の望みをかけ、命がけでやってる涙ぐましいギャンブラーも居ると思う。 生活費に困り、何とか自力で生活費を稼ぎたい一心でギャンブルに走る人は多いのではないか・・・とアタシャ思うのだ。
給料削減やボーナス削減ばかりで生活費などが足りなくなり、高金利のローンでそれを補い、給料だけでは返済もまかなえず、それを払う為にやむなくギャンブルに走り、尚更貧しくなり身を持ち崩す人たち・・・・・。 ギャンブルをするから貧乏になるのか、貧乏だからギャンブルをするしかないのかは解らないけど、後ろめたい気持ちを引き摺りつつも、藁をもすがる気持ちでギャンブルをしてしまっている人も多いと思う。 でもそのようなギャンブラーは成れの果てには自分で死を選んで罪を償うのだろう。 哀れな結末だが、ある意味潔く、まだ情状酌量の余地が有るように思う。 少なからずとも、そういう人たちは人のお金に手を出したり、悪戯を働いたり、仕事もせずにギャンブルにのめり込んだりはしないはずだ。
今回の職員のように、一度に何十万も何百万も競艇につぎ込んでいて競艇場でもかなりの有名人だったそうで、奥さん同伴で来ていた事もあると言う。しかし奥さんも県の職員も今までまったく横領に気付かなかったなどとの茶番が本当にあるのだろうか!?と、開いた口もふさがらない。
あくどい稼ぎをしている人から汚れたお金を盗み出し、貧乏人に分け与えていたねずみ小僧みたいな英雄的泥棒は出てこないかなぁ・・・・・・。 同じ泥棒でも、カッコイイよなぁ・・・・・・。
その10億の代償を誰が持つのかと思うと・・・・・・余りにも虚しすぎる。
2008年04月24日(木)
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