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■ (日記) 又からくりマジックが起きた
例えば・・・普段の飲み友達としてのたわいない会話だけではなく、何かアタシともっと真剣に悩みや愚痴や物事に付いて語りたい人が居るとする。 そうすると邪魔が入らないかのようにそっと魔法のカーテンが引かれ、その会話が終わるまで誰も来なく、話しが一段落し、終わろうとする頃になると、ポツリポツリと他のお客が入ってくる・・・・・・。 と言うような話は以前にも何度か書いた事が有るが、それをアタシは「からくりマジック」と呼んでいる。 昨日もそんな夜だった・・・・・・。
昨日、古くからの友人カルロス(HN)から電話を貰い、互いに親しくしている飲み仲間のお父様の訃報を聞きいた。 私は葬儀には行かれないので、葬儀に出席すると言うカルロスにお花代を渡すべく、店に来てもらう事になっていた。 彼がやって来、その時点でお客は彼だけだったので、珍しく彼と色々な事に関し真面目な対話に発展し、飲みながらずっと語り合っていたのだ。 いつもカルロスが来る時は仲間と一緒か店が混雑している時が多く、それはそれで楽しい会話が飛び交ってはいるのだが、あんなに自分の本心をさらけ出して真剣な会話をしたのは25年も前からの友人なのに初めてだった。 その話しが一段落した頃、やはりカルロスの仲間のタカ君とロザリーカップルが入って来たのだ。 カルロスも日記を読んでいるのでからくりマジックの事は知っている。 「これなのか・・・・・・」と納得したようだ。 それからはタカチンもやって来、いつもの常連仲間特有のノリに発展していく。
するとそこにエポックの頃の常連だった金井君と言う子が入って来た。 彼はすぐ近くの有名なフランス料理屋で15年もコックの仕事をしているのだが、からくり箱に来るのは昨日が初めてだ。 アタシに会うのも5〜6年ぶり。 皆に彼を紹介し、懐かしいエポック当事の話などをしながら皆で和気藹々と飲んでいた。 すると、又ドアが開き。今度は15年ぶりだという、やはりエポックの頃の常連が入って来たのだ。 「マキュキュのからくり箱」と言う看板を見て、アタシの店だと直感し、入って来たと言う。 「なに!?今日は・・・・・・。懐かしい人のオンパレードじゃん・・・」 とアタシが叫ぶと、カルロスが「ミラクルだなぁ・・・・・」を連発し、会話ははエポック時代の事や、更にその前の事にまでさかのぼり、昔のアタシを知らない唯一のタカチンは、「チクショウ〜!! 俺もエポックの頃から来てたかったなぁ〜」と、嫉妬の炎を燃やしていた(笑)
昔と今の常連がアタシの店で合流し、又新たな仲間になって行く・・・・・・。 そんな嬉しいミラクルが度々起こるので、アタシャこの商売がやめられないのだ・・・・・・。
2007年12月28日(金)
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