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■ 昔書いた日記 7月7日7時7分の・・・・・・キス
今日は七夕なので、昔書いた日記を載せてみよう。 こっぱずかしいが、コレはコマキの愛娘がたいそう気に入ってくれた日記なので、恥を偲んで載せる事にした。
7月7日7時7分の・・・・・・キス
夕食の準備も済み、フゥーリィ−がお風呂から上がるのを、本を読みながら待っていた。 その間にどうも転寝をしてしまったらしく、私はフゥーリィーに揺り起こされた。
「マキュキュ、マキュキュ・・・。今日は折角の七夕だよ、ナニ寝てんのよ!」
『ん? 七夕がどうしたって・・・・・・?』
寝ぼけ眼を開くと、フゥーリィーがメモ用紙で作った短冊を2枚用意して、子供のような無邪気な笑顔で言う。
「ハイ! マキュキュも、これにナイショで願い事書くの!」
『願い事?』
「ウン! それで庭の笹の葉にくっ付けて祈るわきゅよ〜♪」
『うんうん♪ 解った! 解った! 書こう 書こう!』
そして二人はニタリンコと笑って、子供みたいに片手で隠しながら、お互いに、ナイショの願い事を書き、二人で庭に出た。
そして二人並んで熊笹の葉に結んだのだ。
と、突然、フゥーリィーが・・・・・・。
「あっ!待ってて? いま携帯持ってくるから・・・・・・」
そう言って部屋に戻って行ったのだ。
『携帯なんて何するの?』
私が叫んだ時には、もう既に部屋に入っていた。
携帯を持ってくると、フゥーリィーはチト照れながら、「7時7分になったら、マキュキュとキスするわけよ?」と言った。
『庭で・・・・・・カイ?』
「そそ! 庭で・・・・・・。ウヒヒィ〜♪ 秘密の願い事が叶うように、二人でお祈りしながらキスするわけよ・・・・・・」
『人に見られたら恥かしいじゃん・・・・・・』
「いいのっ! だって七夕なんだもん♪」
(意味ワカンナイ・・・・・・汗)
私は何かちょっとした、【胸キュン!】的感動を感じ、何時もならば、 『いい年こいてアホか!このたぁーこぉがぁ〜」等と、はぐらかすのだけれど、今日は何故だか、何〜となくロマンチックで神聖な気分・・・・・・。 素直に聞き入れる雰囲気になったのだ。 (これは織姫様&牽牛のなせる技かもしれない? きっと今日が曇り空だったんで、身代りに私達が愛の魔法を掛けられたんだわ・・・・・ww)
真剣な顔で時計を見詰めるフゥーリィー。 そしてカウントダウンが始まった・・・・・・。
(先日、弁護士無料相談の日に、一秒と違わず時計を合わせて置いたので、携帯の時計は寸分の狂いも無いはずだった。)
そして、『せ〜の♪』で、私達は3秒ほどの軽いキスを交わした。 そう・・・・・・。 さっき短冊に書いた願い事を強く強く祈りながら・・・・・・。
『サテ・・・、ご飯にするか?』
「うん! 俺、ハラ減り減りぃ〜♪」
んな訳で、部屋に戻ると早速私達は、冷奴と発泡酒で乾杯した。
『でさ・・・? アンタは願い事、なんて書いたのよ?』
私は悪戯っぽく笑いながら聞いてみた。
「マキュキュが今年も健康で、ずっとボクの側に居てくれますように・・・って書いたわけよ?」
『嘘付け! このぉ〜♪ どうせ、早くおっ死んぢゃって、保険金が入りますように・・・って書いたくせに! フン!』
「そんな事言うんなら、見てくりゃ良いじゃんか・・・、ホントだから・・・」
『本当かなぁ〜??? 怪しいなぁ〜』
「だから、見て来いってば! もう!」
『解った解った。信じるよ。・・・・・・信じます!』
「んで・・・、マキュキュはナンテ書いたの?」
『えっ? ・・・マキュキュも同じだよ? フゥーリィーとミュウーと、何時までも、平和に仲良く暮らせますように。ってさ・・・・・・』
「テレルわけねぇ〜・・・・・・」
『ハジュカシイわけねぇ〜・・・・・・』
「そかそか! じゃぁ、七夕を祝して、もう一回カンパイ〜!♪」
そないな訳で、7月7日7時7分の熱い熱い口付けは、生涯の想い出と相成った訳でして・・・・・・テレテレ・・・・・・。
だけど困った・・・・・・。
明日、フゥーリィーが出勤するまでに、どうにかして短冊書き換えとかなくちゃ・・・・・・!
まさか「今度こそ宝くじが絶対に当たりますように・・・」って書いただなんて、今更バレた日にゃ・・・・・(冷汗)
2005・7・7
2007年07月07日(土)
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