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■ (日記) 掛け看板の効き目あり♪
昨夜は小雨が降りそぼり、肌寒く静かな夜だった・・・。 『今夜も読書日和になりそうね・・・』と呟き、苦笑しながら本を読み始めた。
店のドアの外に、お洒落な看板を掛け、どんな店かと言うちょっとした説明と、メニューの一部などを書いてあるのだが、それが功をそうして昨夜、フリー客が一人入ってきた。 そっとドアを開けて入ってきたのは40歳の営業マン。 話をしているうちに解ったのは、彼は医療機器メーカーの会社に所属しているらしい。 平成4年辺りから出張でちょくちょくこちらへ来ていたらしいが、4年程前に松本にも営業所が出来たので、転勤になって来たという。 スーツをビシッ!と着こなし、口の周りには真っ黒なお髭が・・・。 彼はまだ独身で、夜な夜なあちらこちらの店で少しずつ酒を飲むのが楽しみの一つだと言う。 外国生活もしていたらしく、バリバリのできる営業マンといった風情だ。
「看板を読んで、どんな店かなぁ・・・と思いまして・・・・・・」とにこやかに席に座った。
『此処は看板通りの店ですよ。どうぞご安心くださいね』
さぁ、これからはお客様との真剣勝負だ。
彼は初回なので、様子見の為、焼酎の水割りを注文する。 付き出しを見て「わぁ〜旨そうですね」と言い、器を眺めてる。
昨日の付き出しは、小松菜と油揚げの薄味煮・玉こんにゃくのピリ辛煮・中華くらげときゅうりの和え物・酢で締めた秋刀魚の4点盛だ。 それをツマミにチビチビ飲み始め、ポツリポツリと話し出す。
その時点で、この人はきちんと接客をすれば、良い常連になってくれるかもしれないとピンと来た。 「ママさんは歌は好きですか?」と言うので『はい! 大大大好きです♪』と言うと、「僕も好きでしてね・・・英語の歌なんか良く歌うんですよ」と言うではないか。
渡りに船とばかりに『私も洋楽やシャンソンばかり歌ってます』と言うと、手始めにシャンソンを一曲歌って・・・と言うことになり、金子由香里の【時は過ぎて行く】を歌ったら、それから乗りに乗ってくれ、なんと二人で15曲。お酒も5杯ほど飲んでくれ、とても店を気に入ってくれたらしい。
二人で歌と会話で盛り上がり、初回で心を開いた彼は、家族や弟との確執まで話聞かせてくれた。 語り処・愚痴聞き屋の本領も発揮できたと言うわけだ。 時計を見ればあっと言う間に閉店時間を過ぎていた。
最後は紳士らしく私の手の甲にキスまで・・・・・・【お髭がむずがゆい・・・ww】 「とても素晴らしい店に出会えました」そう言って少しふらつく足取りで帰って行った。
次回は同僚の女性や友達を連れて飲みに来てくれると言う。
やった♪
2005年05月31日(火)
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