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■ 【ショートエッセイ】 私のマブ達・・・もう一人のM
昨日の昼間、久々にわが友【KS】と会い、店の構想についての報告&打ち合わせのような事をした。 メニュー作りと店名に関する話が主だったが、音楽家の彼は遊び心満載で、彼と話していると突飛な客の楽しませ方などの案が色々と浮かび、話がどんどん膨らんでくる。 コーヒー2つで2時間も粘られたんじゃ、【D】もたまらんだろうなぁ・・・・・・。 しかし、食べ物を注文しないと解ると、後半はコーヒーのお代わりはいかがですか? もなければ、水も、灰皿も交換無しになった・・・。(苦笑) あからさまにぶっちょう面になってくるから面白い。
客側からすると、例えそういう客にでもニコニコ顔で親切に聞きまわり、気長に聞きまわり、灰皿なども快く代え、水にも気を配ったりしてくれたりすると【おっ!? あの子はとても気持ちが良い。この店は他の【D】とは少し違うぞ・・・!】と驚き、客は其処を専門の待ち合わせ場所にし、今度はたらふく食べ物を注文しようと言う気になるのではないだろうか・・・・・・。
でも、店側からすると【コーヒー2杯で何時間も粘ってんじゃねぇ〜よ!!】となるのも解らないでもない・・・・・・。 店の経営を前にして、例え喫茶店一つにしても、色々なサービスや心遣いが気になってくるから面白い。 私は極力前者を目指して行こう。 客と言う物が自分を含め、案外意地悪な目線で観察しているのだと言うことにも、改めて気付く。(笑)
さてさて、話は変わるが・・・。 この所、このように少しでも皆が気に入ってくれる良い店を目指したく、様々な友人知人に行き会い、個々の意見を聞き歩いている。 そして面白い事に、客が求めるニーズ、雰囲気、値段、経営者の心得、メニューなどなど、それぞれ微妙に意見は違うのだが、ほぼ皆が求めている【店の想像図】と言うのは同じで有る事が解った。
以前日記の書き始めの頃の地震ノイローゼに登場した【M】という女性友達が居る。 彼女はバリバリのキャリアウーマンでエステシャンの先生だが、独身の頃から私の店の特上客で、客や仲間達を引き連れて店に来ては沢山の食べ物を注文してくれ、わんさか飲んでくれ「本当、マキの作る物は変な店より全然美味しいよ・・・」と喜んでくれていた。 店を無くした後は、家にまで客を連れて来てくれ、一人5000円で料理を作り、ホームパーティーを開いたことも有った。(笑) 【家で営業するな!】だよね・・・。(笑)
そんな彼女が少し前、めでたくも遅がけの結婚をし(笑)玉のような女の子を産み、公私共に忙しそうなので暫くの間、音信が不通になっていた。 彼女は店にとっての女性アドバイザーとしては最適な人間なので、遠慮を解き、久々に電話をしてみたのだ。 そうしたら「今日子供の顔を見に来がてら、店の相談に乗るので家においで」と言う事になった。 思い立ったが吉日とばかり、夕方の指定時間に彼女の家にお邪魔した。
家で彼女のお母様に挨拶をし、旦那様に改めて挨拶をし、生まれたての赤ちゃんを見、そして3人で場所を変え、近所の中華居酒屋に連れてって貰い、そこでご夫婦の色々な意見を聞いた。 相変わらず【M】は、【食べきれるのかい・・・!】というほどの注文をする。(笑)
ご主人は水商売の経験も長く、今は畑違いの仕事をしている社長さんだが、色々と参考になる話を一杯してくれた。 そして驚いた事に、ご主人の彼も又、不思議な力があり、物凄いエネルギーの持ち主なのだそうだ・・・・・・。 どうやら【M氏】のエネルギーと同じ種類の物らしく、気功とは別の物らしい。 こんな身近に、しかも古くからの友人のご主人が、【M氏】と同じ体質を持つ人だと言うことに、私は驚愕すると共に、不思議な縁を感じてしまった。
最初に彼に会ったのは以前【M】と少し飲んだ後、ご主人が彼女を迎えに来た時だ。 その時は車の中の彼に目礼をした程度だったのだが、その時彼は、私に強い陰の気を感じ、相当にヤバイと思ったと言う。 今思い起こせば、調度一年と少し前の【M氏】に出会う以前の頃だ・・・・・・。 私がかなり落ち込み、今回のように酷かった時期だった・・・・・・。
しかし昨日の私の印象はかなり違っていたらしい・・・・・・。 あの時より大分改善され、心が前向きになっているらしく、まだまだ曇りは有るものの、目にも光が出てきているという。【俗に言う目力のような物だろう】 そして飲みながら色々な話をしている内、徐々に気分が高揚し、不思議話に花が咲いた。
やはり人間と言うのは全て、出会うべくして出会っているらしい。 そして類友ではないが、最終的には似たような魂を持つもの同士が、寄り集まって行くものだと言う私の持論も、大方間違いではないと言う確信が持てた。
まだ不安がっている私に【M】は「マキなら絶対に店を成功させるだけの気質があるよ」と太鼓判を押してくれ、ご主人も「あなたは人とはどこか違う、一風変わった不思議感覚の持ち主だから、それを生かし、そのまま、ありのままの人柄でやって行けば面白いメンバーが集まる面白い店になりそうだ・・・」と、へんちくりんな事を言ってくれた。 【これって・・・誉められているのだろうかなぁ・・・?(ハテ?)】 やはり私の店は、少し摩訶不思議な空間にはなるようだ・・・・・・(笑)
そして夫婦に関する貴重な考えも聞かされた。 私は男なのだと言う。そしてフゥーリィーが女なのだと・・・・・・。 だからフゥーリィーの事をもっともっと煽てて必要としてあげないと、フゥーリィーが徐々に寂しくなって、自分の居場所に疑問を持ち始め、ついには家出をしてしまうと言う・・・・・・。
そのフゥーリィーと言えば、今、会社のメンバー達にことごとく声を掛け、一生懸命営業をしてくれているようだ。(笑) なのでフゥーリィーも、遠慮せず、ちょくちょく出入りをしてくれれば良いと思う。 だれも邪魔になんかしないし、むしろ私は大歓迎くらいだ。 人見知りで、引っ込み思案な処はフゥーリィーの唯一の短所である。 その代わり、一度慣れたらこっちのモンだと言わんばかり、顔見知りには駄洒落の連発もするので良し悪しだ。(笑)
そして・・・、そして、いずれフゥーリィーが定年退職したら、フゥーリィーと、仲良く喧嘩しながら夫婦で店に立ちたいというのが私の夢である。 フゥーリィーは和食が得意だし、私は無国籍料理が得意だ。 あの頃よりもかなり円く穏やかになったフゥーリィーと、夫婦漫才のような楽しいこき下ろし合いの中で、いつも笑いの絶えないような仲間達が気楽に集まってくるような気さくで旨い、皆の拠り所になれるよう息の長い店にしていきたい・・・・・・。
その後、ご主人もノッテ来て、もう一軒、ご主人の隠れ家的ジャズバーに行こうと言う事になり、連れて行ってもらったら、何と、過去私が歌の仕事をさせてもらった店だった。(笑) 其処はジャズのライブを定期的に行っている古い店である。 久々に会うマスターを交え、美味しく楽しく為になる貴重な時間を沢山もらって帰ってきた。
ご主人、【M】ご馳走様でした。 このご恩は私の手料理に更に魔法を掛けて、最高級の味に仕立て、おもてなしをさせていただくと言うことで恩返しをしよう。
ともかく、値段設定は最大の難関で、一度決めたらやたらに代えることが出来ない。 それゆえ慎重に決めたいと思う。 後は、私の料理の腕前と、不思議な親近感を感じさせられる店の雰囲気と、客層の良さが、勝負になるだろう。
そこに一度足を踏み入れたら最後。又、むしょうに来たくなるような、そんな魔力・・・、ではない・・・・。(笑)魅力のある店にしたい。
2005年02月15日(火)
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