マキュキュのからくり日記
マキュキュ


 (日記) 風邪の病床で観た旅風景


昨日あたりから、少し風邪気味だ・・・・・。
咳とくしゃみと鼻詰まりが最初にやってきて、昨夜は一気に熱が出た。

昨日の昼間、古くからの友人【K】に会い、お茶を飲みながら店の構想を色々と練った。
その頃にも少し咳が出ていたが、その時点では大して気にしていなかった。
料金設定の事、サービス内容の事、どんな店にして行こうか等など・・・・・・。色々なアドバイスをもらいながら意気込みを話した。
その後【K】が図書館に本を返しに行くと言うので、私も付き合い、産まれて初めて図書館デビューも果たした。

本は大好きだ。くだらない本が多かったけれど16歳くらいから読み始め、結構数は読んできた。
私の母が本好きだったため、我が家には母が残した本が壁一面の本棚に結構あるので、それをランダムに読んでみたり、古本屋を利用していたので、図書館には縁がなかったなぁ・・・・・・。
図書館と言うと堅苦しいイメージがあり、シーンと静まり返った陰気な場所と言う固定観念があり、お堅い本しか置いてないのではないかと勝手に思い込んでいて苦手だったのだが、一度行って見れば【何で今まで利用していなかったのだろう・・・】と、かなり損した悔しい気持ちになった・・・・・・。
もっと早く誘ってくれたら良かったのにぃ・・・・・・。(苦笑)

私が借りた本は2冊。経営に関する心配りの本と少年Aの母が書いた【この子を産んで】と言う本。
以前ネット仲間から少年Aに関する本を贈ってもらっていたので、親の立場から書いたその本に大変興味があったのだ。
その本を読み始めた時間帯辺りから熱が出始めた。
一気に熱が出てくれたお陰で、今日はかなり楽になり、やっとパソコンに向えた・・・。

私と言うのは、どうしてこういう大切な忙しい時期に限って病気になるのだろうか・・・・・・。
もう直ぐ短期パートが始まると言うのに・・・・・・。

店の事もほぼ本決まりになり、週明けに契約を結ぶ。
そうすればカギを渡してもらえるので、色々と具体的な準備が出来る。
きっと一段落つき、気持ち的にも多少落ち着いたという事で、此処数ヶ月間の心労や様々な感情や緊迫感などが一気に心の澱(オリ)となって排出されたのかもしれない・・・・・・。

そんな中、大好きな友人から旅行記(フィレンツェ)が届いた。
メールで知らせてもらっていたので心待ちにしていた物だ。
2冊の本は『チト待っててね!』と、ひとまずあっちに退けて、ベッドの中でゆっくりゆっくり読んだ。

せっかくの原稿を汚してしまったが、感銘するところ、感動したところ、とても洒落た素敵な言い回しや面白い個所などに波線を引き、(いつもの癖で・・・)まるで彼女と一緒に旅行をしているような錯覚に陥り、一人で楽しんだ。

彼女の書いた物は、過去にもいくつか見せてもらったのだが、とても情景が良く浮かび、気取りの無い、奇麗事ではない、むしろ反骨的でユーモラスな文面がとても好感をもて、大好きなのだ。

彼女は旅の自慢を書いてはいない。
彼女の文面は、決して人の羨望を煽るだけの自己満足などで読み手を失望させたりはしない。
無論、美しい風景や、美術や、建造物の素晴らしさへの感動なども書かれてある。
でも、むしろ彼女は、旅の失敗談や、日の当っていない場所に視点を置いて、自分が感じたままの心を素直に書いている。

その視点は、皆がクリスマスで浮かれ返っている中、黙々とゴミの収集をしている人間にであったり、ゴーストタウンと化したクリスマスの静けさに、昭和の良き時代の正月を思い起こす・・・と言うような哀愁であったり、バスのチケット売り場の無愛想な親父への愚痴であったり・・・・・・。(笑)

なので、読んでいても「良いご身分ですこと・・・。どうぞご勝手に楽しんで。私とは所詮、住む世界が違うのよ・・・」等と言う僻み根性には決してならず、彼女の側に私も居て、彼女と同じ事などに感銘しながら、笑い合いながら、愚痴りながら、まるで一緒に旅を楽しんでいるような気分になれるのだ・・・。

あぁ・・・早く続きが読みたい・・・・・・。

そんな訳で、今回の風邪引きは、辛い物ではなく、私もベッドの中で彼女と一緒に素晴らしい旅をしている。
まだ旅の途中だ・・・・・・。
早く旅の続きを見たいような、もったいないようなそんな気分だ。

彼女は人を楽しくさせ、元気にさせる文才がある。


2005年02月13日(日)

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