マキュキュのからくり日記
マキュキュ


 (日記) お義母さんよ頑張れ!!


いよいよ、今日が義母の手術日だ。十時過ぎから心臓のバイパス手術が行われる。
極僅かな肉親以外は自宅待機なので、さっき、付き添う事になっているフゥーリィーに『安心して頑張るように伝えてね?』と、送り出したところだ。
アタシは家で仏壇の先祖に祈り、パワーに祈り、ぐうたら神に祈り、フゥーリィーからの報告をじっと家で待つ事にしよう。

フゥーリィーも、さぞや心配な事だろう。
手術が決まった時、フゥーリィーはあんなにも落ち込んでいた。
男の子の方が母の病気に気弱になる気持ちは、アタシの経験上からも良く解る。
普段は何だかんだと、文句ばかり言ってた息子が、私が2度目の手術を受けた時は、人が変わったように優しくなったもの・・・。(すぐに元に戻ったが・・・・)

普段、当たり前のように元気で居た母親が突然病に倒れる時、男の子は、本当に情けないほど狼狽し、慌てふためくものだ。
そうなってみて初めて親のありがたみが解るのだ。
だからなるべく普段から母親を気に掛け、優しくしましょうね・・・。(笑)

いまだかつて入院も手術も、なんの経験も無いお義母さんなので、きっとお義母さんも昨夜は眠れぬ夜を過ごしたと思う・・・。
命に関わるような病気の手術は時間も掛かるし、術前はあらゆる不安にさいなまれるものだ。
お義父さんの事、今後の事、子供達の事、色々考えて昨夜は不安だったのではないだろうか・・・。
でも、人間、病気になったらなったで、まな板の鯉になるしかない。
安心して眠っていれば、目覚めた時は、健康が待っている。
だから、何の心配もしないで頑張って欲しい。
医師の処置に従い、安心して身を任せ、じっくりと身体を休め、今までの数十年の疲れをこの機会に拭い去ればいい。

きっと病気は、神様が与えてくれる骨休めの時期なのだ。
いつも頑張り続けている人に、そういうものでも与えない限り、休まる余裕がない。
そんな神様の配慮で病気にさせてくれるのかもしれない。

アタシは癌の時、そんな気がした。


2004年12月06日(月)

My追加
☆優しいあなたは両方 クリック してくれると思うな〜☆ 人気投票ランキング
初日 最新 目次 MAIL