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■ (日記) 昨日の報告&海を渡るバイオリンの感想
昨日は本当ならば編集長が南木曽まで連れてってくれるはずだったが、電話で送れなくなったと言う事なので、仕方なく松本駅までバスで行き、電車に乗り継いで行く事にした。 6時からの大会なので夕方5時には着く目算で、ローカルローカル電車wwに揺られ行って来た。【中々風情あり】
昨日のカラオケ大会は、出演者数も観客数も、思ったよりも少なかった。 オマケに主催者&司会者である編集長が風邪で高熱を出し、立っているのもやっとと言う状況で、急遽司会者が同人の方に代わったと言う、アクシデントもあった。 でも、そのせいか(観客少数)上がらず、落ち着いて歌え、アタシ的には85点くらいの出来だった。 途中、歌詞を一箇所間違えたが、知ってる人が居ないと思われる曲なので、誰も気付くまい。(苦笑)
木曽のカラオケ大会と有って、アタシの他は皆演歌。 なので歌い出しに若い客からどよめきが来た。 シーンと静まり返った会場で、詞を語りかけるように、そしてサビの部分は山を付け、思い切り歌ってきた。 盛大の拍手を貰い、ホッと一安心。 音響で来ていた若いPAが、真剣に聴きながら、大きく拍手をしてくれた事がとても嬉しく、チト可笑しかった。きっと、ド演歌ばかりの中で、救われた気がしたのだろう・・・。(プププッ!)
テープを受け取る際[良かったですよ」と、一言。 こんな些細な事でも、出演して本当によかったと思うのだ。
これも【KS】のお陰だ・・・・・・。 アノ伴奏用のテープ&CDはこれから先も何かにつけ役立ってくれるだろう。
歌い終わりすぐに帰るツモリだったが、時刻表を見たら電車か来るまで1時間20分も空いてしまい、2部のマンドリンクラブの若いお姉さん達3人組の演奏を聞き終え、編集長にご挨拶をし、会場を後にする。 昼頃、フゥーリィーに取られ、うどんを3分の2ほど食べただけなので、腹がグーグー鳴っている。 どこかにラーメン屋でもないかと探し歩いたが、何処にも無いので仕方なく駅構内の待合室で本を読む。 あぁ・・・寒い・・・・・・。ああ・・・腹減った・・・・・・。後35分も有る・・・・・・。 生憎鈍行がなく特急だったので返りは2250円ほど掛かってしまった。 往復の電車賃と義援金で6000円ほどが飛んでしまったが、まぁ、いいか・・・・・・。役に立てたのだから・・・・・・。
ともかく人前で歌う勇気も沸いたし、マンドリンの演奏も良かったし、編集長に多くのエッセイ作品も手渡せたし、何よりも嬉しかったのは編集長から、「アナタの歌は本当にいいですね・・・・・・。アナタの書くものも、中々情緒もありリズムもあり、笑いもあり、潤いもあり、実に面白いですよ」と誉めていただいた事だ。
帰りは丁度、松本駅周辺で電話が入り、豊科の妹宅に行っていたフゥーリィー&兄に拾われ、松本駅からはお迎え付きで帰れた。終わり良ければ全てよし。 そんな一日だった。
フゥーリィー達は妹宅で、旨い焼肉やら、刺身やら、その他の料理やら、カレーをふんだんに食ってきたそうだ・・・・・・【泪】 【だから、タッパー持ってけって言っただろうがよ!!】
ところで話はガラリと変わるが・・・・・・。
昨日一昨日の日記の検索解析が、やたらと多くてビックラコイタ。 カーソルを使うほどなので、壊れたのかと思った。(笑) 見るとその殆どが【海を渡るバイオリン】で検索してきたようだ。 それだけあのドラマに興味を持つ人が多かったと言う事だろう・・・。
やはり良〜〜〜〜いドラマだった・・・・・・。 杉田さん特有の、鳥や小動物たちの一寸した映像や、自然を取り込んだ映像美もふんだんに使われ、何よりも、幻想的な風景と共に、人間の心の中の美しさや、哀しさ、ジレンマなどの描写が本当に芯を突いている気がする。
おざなりの演技で、綺麗に泣いて綺麗に怒り、綺麗に笑うドラマなどウソ臭いものだ。ストーリーが読めるドラマ展開ももう、既成品・・・。
でも、杉田さんのドラマは、心をえぐるような心理描写が実に真実的なのだ。ただ哀しいとか怒りの直接的な表情だけではなく、それに伴う様々な心理描写の動きを引き出させるのが実に巧みだと思う。 そして、読めそで読めない展開なんかもコッツラ憎い。(笑)
杉田さんは無名の頃から拘りが人数倍強く、昔から、鬼演出家だとか、妥協をしない監督だとかと言われて来たそうだが、出演者やドラマ作りに余りに拘り過ぎる為、しょっちゅう赤字を出すと言うのも、始終聞かされていた有名な裏話で有る。(笑)
アタシが思うに・・・、例えば、アノドラマで、下の赤ちゃんが高熱を出し、生死の山を乗り越え、自然に目覚めるシーン・・・・・・。 【カット撮影ではなく、ワンシーンで本当に自然に、あたかも死の淵から目覚めたように、目覚めたのだww】 あのシーン一つに、どれだけの時間を費やしたことだろうか・・・。その為だけに何度取り直しをした事だろう・・・。出演者達はさぞや大変だったろうなぁ・・・。と、容易に想像が付く。(笑) その他もそんな裏方向から楽しめるシーンが沢山あった。
少しの妥協も許さぬ人である。そんな拘り人間が作り上げたドラマだけあって、本当に見応えがあり、心理描写もドラマの流れも自然体で、それだけにリアリティーに溢れ素晴らしかった。
私もいつか、脚本が書いてみたい・・・。良い人間ドラマを作りたい。 そんな意欲が沸いて来た。
2004年11月29日(月)
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