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■ (日記) 不公平か公平か・・・・・・
あれだけ各地で猛威を振るった台風23号も、長野を通ったという割には、松本のアタシの住んでいる場所は、いつも通り、さほどの豪雨も強風も無く、前フリの割には今回もあっけないほど何事も無く過ぎ去ってくれた。 アタシはコレでも大変な怖がりなので、山際の部屋のベッドに寝るのは嫌だと思い、昨日はパソコン部屋で寝たのだが、風が強くなると言う時間にも風は全然無かったし、雨が強くなると言う時間にも雨音一つ聞こえなかった。 お陰で今日は寝床が変わったせいで背中が痛い・・・。 やはり、台風被害が少ないのは周りを山々に囲まれているからと言う事なのだろうか・・・・・。
大変ありがたい事では有るのだが、同じ日本でありながら、毎回台風の被害に遭われるような場所もあり、余りにも無残であり、不公平な事が有るものだと台風関連のニュースを見るたび、理不尽な思いが残る・・・・・・。 同じ長野県でも、電車が横転したり脱線したり、浸水したりと言う被害も有ったようで、益々このオンボロコーポが(大家さんごめんなさい)聖地に思えて来た。
今回の被害は最大になってしまい、やはり死者や行方不明者も数多く出てしまった。 暴風が吹きまくる中、垂れ幕なんか外させるなよ!! ←これは人災ではないかと思う・・・・・・。 新聞だって一日くらい来なくても良いじゃないか・・・・・・。←これも。 ともかく被害に遭われた方は本当に気の毒でならない。 もううんざりだろうと心から同情する。 私も昨日は仕事だった。客なんか来るわけも無いのに仕事だった。 あんな日は、店ごと休んだ方が人件費も電気代も掛からぬではないか・・・・・・。 途中で閉めて良いとのオフレは出たものの、帰り道は山際の道は通らずに、遠回りをしながら帰った。
人間の幸・不幸の数や、ラッキー・アンラッキーの数は、本来は平等で有るべきだとアタシは思う。でも、果たして幸・不幸の数ラッキー・アンラッキーの数は、平等に与えられているのだろうか・・・・・・。 平等のようでも有るし、不平等のようにも感じられるし、不平等のようにも感じられるし、平等のようにも感じる。
山に住んでいる人たちは山の災害・海に住んでいる人たちは海の災害、農家に住んでる人たちは農家の災害、都会に住んでいる人たちは都会の恐怖も有るのだろうし、いつどこで何が起こるか解らない。 貧乏人にも金持ちにも、いつ何時、幸や不幸が訪れるかも解らない。
なんとも言えないが、やっぱり順繰り順繰りに、平均すれば同じ大きさの幸や不幸が違った形で現れているようにも思える。 お金持ちはお金に執着する故に、大きなトラブルを起こし、一気に社会的地位を無くしたりしているし、貧乏人は貧乏人で、日々の暮らしに悪戦苦闘しているし、何かの事件やブームが元で、今まで見向きもされなかった商品が急に売れ出したりもしているし、何の不自由も無いような人たちが実は人生に思いのほかの虚しさを感じていたりするし、今まで善人ぶった人間が、実はあくどい事をして逮捕されたりしているし・・・・・・。 人間何が災いし、何が幸をもたらすか、本当に解らない。
やはり、平等なのかなぁ・・・・・・・・。
2004年10月21日(木)
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