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■ 【料理エッセイ】 さんまのナメロウ
今日は待ちに待った給料日。 本当は今日明日と仕事が休みなんだけど、給料だけ取りにおいで〜♪ と言われていたので午後になり取りに行く。 前借分22000円引かれていたけど(汗)思ったよりも沢山有って、今月も10人の団体クリア〜♪
そこで早速、給料祝賀会の為の晩餐の買い物に・・・・・・。
一度食べて以来、夫婦でほぼ毎日のように食べまくってる生湯葉の刺身と、中トロの良〜い処の刺身、そしてさんまの刺身を買ってきた。 生湯葉とトロは勿論、本物のワサビを摩り下ろし、それを乗せて醤油で食べる。
でも、秋刀魚の刺身は、ナメロウにするのだ。 ナメロウと言うのは、昔、私の義父から作り方を教えてもらったもので、この季節しか食べられない、貴重な珍味中の珍味だ。 酒のツマミによし、熱々のご飯に乗っけてよし、少し濃い目に味噌を入れ、冷っ汁にしてもよし、油の乗り切った、ぶ太い、取れ立てのさんまでしか味わえない逸品である。
それでは作り方を・・・・・・。
【材料】
秋刀魚の刺身 2匹分 生姜のみじん切り 2欠け分 長ネギのみじん切り 半本分 みそ 大匙1〜1・5ほど(好みのしょっぱさに) 醤油 ひとたらし 酒 ひとたらし 大葉の千切り 2枚分 好みでミョウガのみじん切り 2個分 七味 タップリ
【作り方】
☆ 秋刀魚の刺身は包丁で叩き、荒めのミンチ状にする。 包丁で叩く時、手まで叩きそうな人は、フードプロセッサーを使う事も許される模様。 ☆ 後は何の事は無い。上記の材料を混ぜ、練り合わせるだけだ。 ☆ コレを冷蔵庫でキンキンに冷やし、海苔で巻いて食べたり、炊き立てのご飯になすり付けて食べたり、冷ご飯の上にタップリと乗せ、冷たい水を掛け、冷っ汁ご飯にしたりする。 ☆ 新鮮なアジの刺身で代用しても良い。
★ 生姜とネギだけで作るのが本当らしいが、アタシはオオバもミョウガも入れる。でも、コレは好き好きだ。
アタシは子供の頃から、光もんが大好きだ。 秋刀魚や、サバや、アジや、こはだの旨い時期は、すし屋に行くと先ずは、光物から食す。 「おっ!お姉ちゃんは中々オツだねぇ〜♪」なんて、すし屋の大将に言われると、鼻の穴をおっ広げて「あったぼうよ〜♪』なんて言っていた、小生意気なガキだった。 食道楽の母や義父のお陰で、旬の素材で作る、イロイロな手作りのツマミやら珍味作りを教わった。 これからも思い出す限り、徐々に紹介していくつもりで居る。
さんまを焼いて食べるのも良いが、たまにはこうした変わった食べ方も、父ちゃんが喜ぶと思う。 どうかお試しくださいな。
2004年09月25日(土)
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