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■ (日記) 遊び心
今朝、久々に近郊の友達からの電話で起こされ、1時間ほど、くっ喋っていた。 彼は年に1回くらいの割合の酒飲み友達でもあり、過去、アタシが日記を書き始めた頃からの読者でもあり、途中1年ほど中断し、又、ふと思い出し、最近から再び過去に遡りアタシの日記を読むようになったと言う。 この不届きものメが・・・!!(笑)
「しかし、毎日毎日、良くアレほど書くものが思い浮かぶなぁ・・・・・・。ホント感心するよ。しかも、読んでると、マキちゃんって本当に人生を楽しみながら、遊びながら(悪い意味ではないらしい)模索しながら、怒りながら、感動しながら、苦しみながら、いかにも【生きている】って感じがするし・・・。なんせ、読んでて中々面白いよ」と言われた。
『ありがとう。アタシって本当に、有る意味、人生を遊びながら生きているんだろうなぁ・・・・・・。何気ない事を、人3倍楽しむ才能が有るみたい。(笑)要は根っからの遊びに人なんだわね。きっと・・・』
「うんうん、生真面目な割には、本物の遊び人かもな・・・」
『最近の若い子って、感情が無いのかなぁ・・・? って思うくらいに、全てに褪めてるというか冷めてるというか醒めてると言うかだもんね・・・・・』 と私が言うと。
「えっ?なんじゃそりゃ!? さめてるの三乗?」と、多分、アタシが思うに首をかしげながら笑ってる模様・・・。 【此処でそれぞれの字と、意味の説明をする】・・・と、相手が。 「なるほど・・・」と又笑った。
少し前に、何かのTVで見たのだが、感情の起伏の無い若者を100人ほどを椅子に座らせて、泣かせてみる、と言う試みの番組が有ったのをご存知だろうか。 今の子達は、感性に乏しいと言うか、無感動だと言うか、冷たいというか・・・、本当に心の底から泣いたり笑ったりして無いんだなぁ・・・と怖くなった。 何を見ても、どんなに感動的な場面でも、泣かない子はトンと泣かないのだ。 血も涙も無いのか・・・と、アタシャ嘆いたよ・・・。 泣いた人から消えて行き、泣かない人が残るのだが、でも、最後の最後で確か全員、泣くと言う感情が有ることが解り、マキュおばちゃんもホッ! と一安心したのだが・・・、そもそもこう言う番組を作らなければならない世の中だと言う事自体、摩訶不思議・・・・・・。 嘆かわしい事だ。 それほど、今の若い子達にゃ、心の潤いが無いという証拠ではないか・・・!
アタシよりもよっぽど、苦労も無く、金にも不自由なく、色んなところに遊びにも行けて、遥かに広い世界を知っている人ばかりだろう・・・・・・。 でも、ソレなのに無感情で無感動な若者が増え続けている。 コレはどういう現象だろか・・・・・・。
アタシは生きている以上、人生を楽しみたい。こんな世の中だもの・・・。少しは楽しまなきゃ損じゃないか。 若い頃から根っからの江戸っ子気質なのかなんなのか、女ダテラに宵越しの銭は持たない式だったし、その日が楽しきゃ良いや式の、ケセラセラ人生を歩みっ放しだった。 そこで、こんな情けの無い挫折人生にもなってしまったわけだが・・・・・・【脂汗】 ソレはそれで最大限の苦しみとして押しかかり、ひしと受け止め、又、新たな心の肥やしになった。 お金を掛けずとも、人生を楽しむ術も、この年になってやっと学んだ。 今は大いに心を入れ替え、仕事と日常に精一杯反省心を注いでる。
でも、基本は幾つになろうが、どんなにどん底人生を歩もうが、遊び心を持ちながら生き続けたい。想像力を豊かにして物事を見詰めたい。 なので、ちょっとした出来事でも、面白おかしく感じられるようにアンテナを張り巡らせるよう努力しているツモリだ。そしてソレを文章の中に表す。まだまだ全然、修行が足りんけど・・・・・・。
でもこれは、決して私だけの特技ではないはずだ。 誰にでも出来る事だし、その方が人生が楽しい。 保守的に生きるばかりじゃ、ちっぽけな人間になっちまう・・・。 若者達はもっと心の扉を開いて、喜怒哀楽の気持ちを培って欲しいと思う。
有る人が【喜怒哀楽】は不可欠。とメールで送ってくれた。 アタシもつくづくそう思う。
大いに喜んで、大いに怒って、大いに泣いて、大いに笑え。 ソレが人間に与えられた唯一の表現法なのだから、ソレを使わない手は有るまい。
そんなウンチクを並べながら、1時間の楽しい会話をし、嬉しい気分で今日の日記に望んだ。 今日も幸先良さげだなぁ・・・・・・。
2004年09月24日(金)
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