マキュキュのからくり日記
マキュキュ


 (日記) 3度目の秋


日記を付け始めてから3度目の秋を迎えようとしている。
日中の猛暑は相変わらずだけれど、朝晩の松本は、グッと涼しさを増してきた。
さぁ、これから私の一番好きな秋が訪れる。
気が付かないうちにやって来て、浸る間もなく通り過ぎていく儚い季節。
それゆえに、私が最も愛しい季節なのだ。

秋の感傷的な雰囲気が好き・・・・・・。
何か落ち着いていて、感性のアンテナがピンと張り巡らされ、秋に触れ合う様々なものが素直に私の中に入り込んでくる。
クラシカルな喫茶店に本なんか持って入ってみたくなるし、景色を見ても詩なんかが自然に浮かんでくるし、突然絵なんかも見たくなったりして、普段は殆ど足を向けない美術館なんかにも行ってみたくなったりするのもこの季節だ・・・・・・。
料理の腕を磨くのにも良い季節・・・・・・。
そう、恋をするにも・・・・・・。

残念ながら、異性にときめく事が年々少なくなるけれど、恋心だけは常に持って居たいと思う・・・。
モチロン、成就させる為の恋ではなく、時を楽しむための恋心・・・・・・。

どこかに恋心をくすぐってくれるようなステキな男は居ないだろうか・・・・・・。
「最近、燃えるような恋をしたくてたまらないの・・・。どこかに良い男いないかしら・・・」
フゥーリィーにそう言ってみたら「俺も久々に恋をしてみたい気分、どこかに良い女いないかなぁ・・・」とため息を付いていた。



店の爺ちゃんたちじゃぁなぁ・・・・・・。

藤村俊二のような、洒落たステキな叔父様に出会いたい。


2004年08月28日(土)

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