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■ (日記) ドラマに出てくるような嫌な奴
世の中には、ドラマの世界だけだろう・・・、と思うような嫌味な奴が、実際に存在する事が良くあるものだ。 最もアタシの嫌うタイプ・・・・・・。そう・・・。【何かにつけ偉そうな奴】【人をはなから見下して掛かる奴】アタシャ、この手の人間が一番、大嫌いだ。
マッサージ器具の販売をしている時も、この手の客には何度も腹が立った。 『ただでやってもらっておいて、よく言うよ!!』 と怒鳴りたくなるような嫌な人間・・・。
例えば過去、こんな最悪な人間が居た。 他の人にアタシが一生懸命商品説明などをしているにも拘らず、何度も呼びつけ、もっと強くしろだ、肩だけ揉む様に設定を変えろだのの我侭ぶり・・・。 挙句の果て一度終わったのに、「今度は腰を重点にやってくれ!」と、命令口調で言う。 「順番のお客様がお待ちなので、連続で掛かるのは無理なのですが・・・」と言うと、「客の頼み事が聞けんのか!」と怒り出す。 『お客様、何か勘違いしてませんか? コレはホテルのサービスでも、あなた一人の為の器具ではないのです。器具を買ってくれる人の為への、お試しなのですよ』と、アタシも我慢の糸が切れると結構キツイ事を言う。 すると、「オマエ名前はなんて言う! もしかしたら俺は購入客かも知れんじゃないか!」と言う。 『○△ですが? しかし私はその手のお客様にお売りしたいとは思っていません!』と、キッパリ言ってやった事がある。 そうしたら、「フロントに言いつけてやるからな!」と捨て台詞を吐き、ブツクサ言いながら去って行った。 『上等じゃないか!』と受けて立つところだったが、その後フロントから何も言ってこなかったので、多分自分の大人気なさに気付き、思い止まったのだろう・・・。
先日はスーパーのサービスカウンターで、若い女子店員に、やたらと文句を付けていたオバサンが居た。 やれ、商品の包装の仕方が悪いだの、手が遅いだの、散々文句を並べ、何度もやり直しをさせている。その人のために3〜4人がイライラと待たされているにもかかわらずだ・・・。 店員も泣きそうな顔をしながら、応対に困り果てていた。 一人の勇気ある客が「遅くさせているのはアンタじゃないか」と一言言ったら、順番待ちの客から「プププッ!」と含み笑いが漏れた。【無論アタシも・・・】 そのオバサン・・・、キッ! とその人を睨み返し、真っ赤に怒り狂った顔で、大きなお尻をブリブリ振りながら帰って行った。 【正にドラマの世界だなぁ・・・・・・】と、私は可笑しくて仕方がなかった。
昨日は昨日で、接待役か何かは知らぬが、威厳の有りそうな地元の年配客4人に混ざり、二人の営業マンらしき中年男がボックスに来た。 その中の一人が「涙そうそうを入れてくれ」と言うので、入れようとしたのだが、涙そうそうだけで、5〜6曲あり、さまざまな人が歌っているのだ。 誰の曲が良いのか聞きに行ったのだが、生憎、熱心に会話中だったので気を利かし、男性のキーであるBIGENのソレを入れたのだ。 そうしたら歌い終わるや否や「いつもの伴奏とキーが全然違うので歌い辛いったらありゃしない・・・何で夏川りみのを入れてくれなかったんだよ」と、舌打ちしながらクドクド文句を言う。 【んなの知るか!! なら、最初からそう言えよ!!】 とも思ったが、『女性のキーの方が良かったですか? それは失礼しました・・・。あなたが男性なので歌い易いと思って、わざわざ気を利かせたつもりでしたけど・・・』と言ったら、「そんなの、涙そうそうと言えば、【夏川りみ】が常識じゃねぇかよ!! 大体歌えない人間には解らないだろうけど、キーがイカに歌う側にとって大切か解ってるんか・・・おい!」と小バカにしたように吐きやがった・・・・・・。(苦笑)
【何を言ってんだよ・・・。全然上手くも無いくせに・・・・・・。偉そうにほざくな、このタァ〜コ!!】と思いながらも、わざと丁寧に『そうですわよね・・・、それは大変申し訳なかったです・・・。私も歌だけが取り得の人間なので、その気持ち、よ〜〜〜く解ります』と言ってやった。
そうしたら、そのやり取りを黙って興味深げに聞いていた、一人の年配のお客が「じゃぁ、私と一曲デュエットでもするか」と言うので、二つ返事で歌う事となった。曲は【アマン】だ。
そうしたら、その年配客に褒めちぎられてしまった・・・・・・。 「凄いネェ・・・君の歌は・・・。こんな温泉場に君のような歌を歌う人間が居るとは夢にも思わなかったよ・・・なぁ、○△君」と、その嫌味男に言いながら、私にウインクをしていた。 中年営業マンは、急に、先ほどとはガラリ打って変わり「凄いですネェ・・・本当に・・・、いやぁ・・・お姉さんはプロ並ですねぇ・・・」などと、米つきバッタのように賛同していた。 【フン!! やってらんないよ・・・】とも思ったが、とても小気味良かったなぁ♪ 年配男性達は気に入ってくれ、これからも足を運んでくれると言っていた。 【正にドラマの世界だなぁ・・・・・・】と、私は楽しくて仕方がなかった。
何しろ、世の中、なんでこれほどまでに偉そうで、人に対しキツく、慇懃無礼な事を言える人間が大勢居るのか、アタシにゃ良く解らんが、ナゼニそんなに尖ってエラソ〜に生きる? せめてこんな世知辛い世の中、穏やかにニコヤカニ、平和に生きようとは思わないのかなぁ・・・・・・。 テメエはなんぼのもんじゃ!! と、アクタレを付きたくなる人間が多すぎる。
サテサテ・・・腰がやばそうなので、又510円掛けて、リハビリにでも行ってくるか・・・。
2004年08月06日(金)
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