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■ (日記) 私の祖父と祖母がネットで・・・・・・
今朝は5時前に目覚めてしまい、それから読書などをしたり読書感想文などを書いたりしていた。 読書感想文なんて、小学校時代を思い出したりして・・・・・・。学校の宿題を提出するような、なんだかくすぐったいような嬉しい気分で書いていた。
処で今日、フト思い、ネットでダメ元で私の母方の祖父と祖母を悪戯心に検索して見たら、なんと、ちゃんと検索できたではないか・・・・・・。 一応私の祖父母は有名人なのだ。 そこで【もしや?】と思って見てみたのだ。
私の実の祖父【中山呑海(どんかい)】←【芸名】は、戦前、戦後と、物書きやら映画の脚本書きやら、映画監督やら、舞台の演出家等を手がけていた、所謂【何でも屋】だったそうで、私が生まれた時には既に他界していたのだが、海を呑むと言う豪快な名前の通り、写真を見ると物凄い怖い顔をしたお爺さんだった。 背中まで髪を伸ばし、額は禿げ上がっており、仙人のような立派な口髭と顎鬚を生やしている。 目は鋭く、鼻は高く、母が残したどんな写真を見ても、本当に強面の仙人みたいだ。
芸能界では有名な頑固者だったそうで、祖父が怒鳴ると遥か彼方まで怒鳴り声が聞こえたらしい。 忘れられた才人とか、器用貧乏の怪人などと書かれている。(笑) そんな祖父のことを書いた古書がどこかを探せばきっとあるのだろう。 となると、私の器用貧乏は隔世遺伝で祖父譲りなのだろうか? アタシには祖父の血液が、色濃く流れているみたいだ。 料理もそこそこ、歌もそこそこ、文章もそこそこにはなって来たが、一向に収入には繋がらないもの・・・・・・。
確か祖父は、京王線の不慮の事故で、走行中の列車のドアが間違って開いたため、線路に投げ出され壮絶な死を遂げた事でも有名だ。
そして実の祖母は、新宿の劇団【ムーランルージュ】の看板女優で、原節子等と同じ時代、名脇役として結構名の知れた女優だったそうだ。 やはり写真が数枚あるが、とても美人で優しい顔をしている・・・・・・。 私の母はそんな祖母の血を受けて、美人だったが、美人系が続いたのは母の代までで、アタシは父に似てしまった・・・・・・。
やはり祖母も短命で、私の母が女学生の頃、腹膜炎をこじらせ舞台で倒れ、僅か40代で他界している。 祖母は芸名を【水町庸子】と言う。
昭和の初期に他界してしまった二人の祖父母に、長い年月を経て、最も近代的な文明の利器であるネットの世界で出会えた事に、何か不思議な縁と懐かしさと嬉しさを感じた。 会った事は無いにしても、確かに私の先祖がそこに居た・・・・・・。
詳しい文献などは見れなかったが、私の血縁がネットに出てるというのは少し自慢だった・・・・・・。 もしも、興味が有る方はグーグルででも検索してみて欲しい。
私達の年代より、少し上の人たちのお父様やお母様なら知ってる人も居る事だろう・・・・・・。 そしてもしも、祖父や祖母のことに詳しい人が居たら、是非繋がりを持ち、話を聞いてみたいものだ・・・・・・。
なんだか、天国から祖父母たちが私に手を繋ぎに来てくれた様な、そんなホンワカした日だった。
今日のみそひともじ
黄泉の国 とうに旅出た 祖父と祖母 今の時代に ネットで出会う
2004年06月16日(水)
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