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■ (日記) ドラマ【電池が切れるまで・・・・・・】
バレーボール好きの私がこの所バレーボールのことをプッツリと書かなくなったので、友達から「どうしたんだい? 急に・・・」とメールがあった。 だって、あまりに無様で書きようが無いじゃん・・・・・・。と仏頂面でレスを書いたのだが・・・・・・。 昨日・一昨日の試合を見たら、又書きたくなった。(笑) 【あんなに良い試合が出来るんじゃないかぁ・・・・・・】 フルセット全勝のフランスから2セットも取れるだなんて・・・・・・。
アテネ行きのプレッシャーから解き放たれた途端、良い試合を見せてくれた。 昨日の宿敵韓国戦はフルセット勝ちと言う快挙をなしえた。 私が好きなエスパー伊藤・・・あ、いや・・・。細川さんの活躍が昨日は残念ながら余り見られなかったが、一昨日は独壇場だったから、まぁ・・・、良いか。 きっと田中監督は選手選びの上手い下手は問われるだろうが、全てのメンバーが活躍する場面を、それぞれに一度ずつでも与えてやりたかったのではないだろうか・・・・・・? もしかして、人情もろい人なのかもなぁ・・・・・・。 そう言えば古畑任三郎に出てくる、西村雅彦にチト似てる・・・・・・。 とにかく昨日の試合は最後を飾るにふさわしい試合だった。 4年後に大きく期待しましょう。
サテ・・・・・・。 仕事上、余りドラマは見られないし、此処暫くは連続ドラマで見たいと言うものも際立てては無かったのだが・・・、今期に始まったドラマの中でどうしても見逃したくないドラマが1つだけある。 【電池が切れるまで・・・】と言う子供病院の中の院内学級をモチーフにしたドラマだ。 この日だけは仕事の休憩を利用し、必ず見ていたのだが、休憩がついつい長くなってしまうので、先日慌てて、安いビデオデッキをリサイクルショップから買ってきた。
このドラマは、私の友人医師も長年勤めていたという、豊科にある子供病院が舞台になっている。 私も1〜2度友人の子供を見舞った事がある。 松本にある信州大学病院の小児科しかり、子供病院もそうなのだが、結構深刻な病気を抱えた子供が入院している施設だ。 皆、風邪や盲腸だののちょっとした病気ではない・・・・・・。 それだけに、私の入院中も様々な辛い治療場面や、痛々しい泣き声などを目の当たりに見てきたし、聞いてきた。
私が入院していた婦人科病棟と小児科病棟は、同じ階の同じ病棟で、私は良く、仲良しになった子供達と話などをしていた。 少し大きな子供達は、ちゃんと自分の病気や治療を理解しており、治療にも協力的だ。 元気の良い時は屈託がなく明るく無邪気である。普通の子供達と全然変わらない。
ある高校生の少女は、ピアスをし、お洒落に余念が無いし、ある少年は、アイドル雑誌や、チョッピリHなグラビアに夢中・・・・・・。 大きな子供は小さな子供の面倒を良く見、遊び相手になってあげている。 皆、退屈で、つまらない入院生活を何とかして楽しい物にしようと必死に工夫している。 入院患者同士が、病棟の中ではかけがえの無い家族なのだ。 皆、兄弟や姉妹のように暮らしている・・・・・・。
あのドラマは、限りなく本当に近いドラマだと思う。 それに、病を背負った子供達の役を演じる子役の演技が、それぞれ何とも上手で良い。 皆、セリフも上手いし、自然だし、表情も良い。 最期に流れる詩も、とても良い。 毎回、泣けて泣けて仕方が無い。
あのドラマを見ていると、生死の境目を跨ぎたいけれど跨げないと言う、どうしようもない悩みを抱えた人々の心境と、生きたくて生きたくて仕方ないけれど、不治の病に置かれ、精一杯生きようとしている幼い命との生きる事への執着心のギャップを感じてしまう・・・・・・。
生きたくても生きていられない人。 死にたくても死にきれない人。
世の中には様々な人間がいる。 又、どちらの人間も致し方ないのではないだろうか・・・・・・。
命は大切だし、電池が残っている以上は、切れるまでは本当に使いこなすべきなのだろう・・・・・・。 でも、生きていられると言う事には・・・、生きたいと思えると言う事には・・・、必要最低限の要素が要る。 その要素が失われても、人は精一杯生きなきゃならないのだろうか・・・・・・。 生きる事に無意味さを感じてしまう人が居るのも、致し方ないことでは無いだろうか・・・・・・。そんなことに直面しなければ、きっと解らない事なのかも知れない。 難しい問題だ・・・・・・。
ただ、解っている事は、どちらも本当は絶対に死にたくなんか無いのだ・・・・・・。 死と言うものは誰だって怖い物なのだ。 誰だって生きる事に意味が持てれば、生きていたいに決まっている・・・・・・。
今日のみそひともじ
生きる事 時に死よりも 難しい・・・ それでも夢を 見ながら歩こう?
2004年05月31日(月)
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