マキュキュのからくり日記
マキュキュ


 (日記) 嬉しいお手紙


私が働いているホテルの湯上り所で、限られた時間に生ビールの販売をしている女性がいる。
彼女の仕事は、ホテル内に在るナイトクラブの店員さんなのだが、2時間ほど湯上り所で生ビールを販売してるのだ。

彼女のお母様が経営していた店と、私の経営していた店が直ぐ近所と言う事が数回の会話から解り、それから親しくなり、暇な時間にチョロチョロと彼女の側に行っては、短い立ち話などをしている仲である。

彼女は私の書いた駄文の、唯一の愛読者でもあり、何度か日記の中からプリントアウトをして、彼女に読んでもらっている。
彼女に取って見れば、はなはだ迷惑かもしれないが、なかば半強制的に読んでもらっているのである。ww
中々ゆっくり評価を聞く時間はないのだが、面白いといってはくれている。
【やっぱ、社交辞令かなぁ・・・・・・?( ̄m ̄〃)ぷぷっ!】

そんな彼女は休みの日、娘さんや親類連れで、客の立場でそのホテルに泊まりに来る事が度々ある。
マッサージのお試しもしてくれ、久々に彼女とゆっくり話をした。
娘さんも居て、娘さんとも挨拶を交わした。
小4になるその娘さんが、私の書いた童話を読んでくれるというので、【これも半強制的ww】私はウキウキして、早速プリントアウトし、短い手紙を沿え、お母さんに渡してあげたのだ。

プリントしたのは、【ピディーがくれた夢】と【交換マーケット】の2作品。

そうしたら後日、お母さんがこんな嬉しいお手紙を持ってきてくれたのだ。
可愛い封筒と便箋に、可愛い文字でこう書かれていた。


【交換マーケットの感想】

私は交換マーケットを一度でいいからやってみたいと思いました。
私は一番、交換マーケットが楽しかったです。
これからもよろしくお願いします。


【ピディーがくれた夢の感想】
この物語は、すごく感動があり、時には本当に夢がもらえそうな気がしました。
すごく心にのこりました。すごくすてきです。
手紙の最後に書いてあった、「フアンになってね?」の所のように、本当にフアンになりそうです。
このような物語をたくさん作ってください。
おねえちゃん、どうもありがとうございました。



見た?見た? 可愛いじゃないですか・・・・・・。
おねえちゃんだってさ、おねえちゃん・・・・・・。【感涙!】
嬉しい事を書いてくれるではないですか・・・・・・。

アタシャ、嬉涙を流しながら、初めての子供からのファンレターを読みました。
【M】ちゃんが、私の初のファンです。
ありがとうね・・・。

あっ! そう言えば、この子も【M】ちゃんだ・・・・・・!!
つくづく私は(M)と言うイニシァルに縁がある。
Mと付く人は正に私の心の救世主である。


それと同時に感心させられたのは、私が小学校の4年生のころは、読書感想などもこんなに書けなかったなぁ・・・・・・と言うことでした。
作文も、読書感想も、3行止まり。
今文章を書いているのが不思議なくらい、文章を書くのが苦手で嫌いだったのです。


この所、精神的に参ることばかりが多く、ちょっと凹んでいたのだけれど、この少女の純粋な優しさに触れて、少し元気とやる気が出てきました。
そんな穢れの無い、【M】ちゃんのためにも、もっと楽しい文章が書けたらなぁ〜と、初心に帰った気分です。

【M】ちゃん、本当にありがとうね〜♪
おばちゃん、又頑張って書くからね〜。
又読んで、感想聞かせてね? 何時までもファンで居てね?


今日のみそひともじ

【今日はあまりの嬉しさに、グラデーションです(o^∇^o)ノ】


 必 フ 涙 文るよ





2004年03月31日(水)

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