マキュキュのからくり日記
マキュキュ


 (日記) いやはや参りました・・・・・・


昨日は自分の馬鹿さ加減につくづく【生まれいて来てごめんなさい・・・】と嫌気が差した。
今までは、浅い知識で弄繰り回して、もしも取り返しがつかないようになってはいけないと、触らずじまいで居たのだ・・・・・・。
しかしいくら何でも、チットは自力でHPのカスタマイズなぞでもして見ようかと、出来もしない事を思い立ち、取り敢えずは廃墟と化したアガリクス部屋を取っ払い、徐々に書き溜めた日記のカテゴリー分けでもしてみるか・・・等と奮い立ったのがそもそもの間違いだった。

メッセを上げるとチャット仲間のネコちゃんが居てくれ、一応は部屋の消し方を確認する。
そして頑張れサインを貰い、いよいよ手探りで削除に取り掛かる・・・・・・。
アガリクス部屋が無事削除されているかどうか確認すると、な、な、何と! 私のHPが跡形もなく消えているではないか!!
アガリクス部屋だけを消すつもりが、HPトップである一番大事な玄関を消してしまったようなのだ!!

【笑うな! チュ様よ・・・・・・!】←もう一人のネットティーチャー。
探したんだじょ・・・・・・。

直ぐにメッセに戻ったがネコちゃんはもうログオフの後だった。

胃袋がめくれ上がるような吐き気と共に「ああ・・・いよいよこの世の終わりだ・・・・・・!」と、私は一人呪文のようにうなっていた。
一瞬、折角苦労して(あまりして無いか・・・)書き溜めた日記も何もかも、全てが泡と消えてしまったのかと思った私は、マジにこのまま何処かのビルの屋上に立とうとさえ思ったくらいだ。

取りあえず平常心を取り戻し、頼みの綱であるアチャミに震える指先で電話をする。
アチャミは運良く居てくれ、電話口で泣き叫ぶ。(本当は泣いてはいないが、雰囲気はこうだった・・・)自分のバカさを訴え、その割には途中、冷静にも電話代が高くなると言う事でメッセに切り替え・・・、遠隔操作で手順を聞くが、なんせ大いにパニクッてる私。ナニナニが何処そこに無いか? と聞かれても、そのナニナニを何処に仕舞ったのかも解らない。
子供の頃から生理整頓が苦手な私はパソの中も、整理の仕方が解らずクジャグジャなのだ。

そんな中チャット友達3人からメッセで呼ばれるが、一人とメッセするのでさえ精一杯なのに、増して2窓、3窓など、私にとっては無理難題。神業である。
で、私に受け答える余裕も無い内、諦めモードで一人、又一人と去って行く。
心の中で(申し訳ない・・・! ごめん、今それどころじゃないの)と詫びる。

アチャミとのやり取りで、日記が消滅して無い事が解り、それだけが唯一救われる思いだった。
トップページのバックアップが何処にも無いので、最悪、アチャミが作り直してくれると言う事になったのだが、もしかして私のHPのトップをコピーしてくれている奇特な人が居るかもしれないので、その人を探してみようと言う事になり、取りあえずアチャミとのメッセを切った。

その後、何度も心配してくれ声掛けしてくれていたバツと繋がり、バツにこうこうしかじかだと又もや涙文字で訴える。
するとバツの友人であるSSGちゃんに即連絡を取ってくれた。
彼はパソコン通らしく、気を良く引き受けてくれたのだ・・・・・・。
正に地獄に仏である。
さっきのネコちゃんもメッセに戻り、SSGちゃんが先頭になり、バツ、ネコちゃん、マリちゃんと皆で私の玄関の修復作業を手伝ってくれている。
皆があ〜だこ〜だ言い合う中、私一人がオタオタ、オロオロ、チンプンカンプン・・・・・・!!

アタシャ50にもなって(まだ48)今だ一人では生きられない・・・。
何時だってこうして人様に負んぶに抱っこで心配や迷惑を掛け続け、しょぼくれながら生きて行かなきゃならないんだ・・・・・・。
そう思ったら情けなさと申し訳なさで、本当に泣きたい気分になった。
いっそ、パソコンも何も捨て、頭丸めてフゥーリィーとおそろで仏門に入るか・・・・・・。
私にはパソコンをいじる資格さえ無いのだ。

そうこうしている間に約5時間が過ぎ、みんなの優しさでようやく間口イッケンの玄関が出来上がった・・・・・・。

日記も読める・・・。BBSにも行ける・・・。お写真ペッタンBBSも付いた・・・。ハーボットもニッコリ笑っている・・・。
嬉しくて涙が出た。

SSGちゃんはじめバツ、ネコ、マリ、アチャミ・・・・・・。本当に、本当にありがとうね〜♪ 命が助かった思いです。

私は脱力感と嬉しさで、朝から何も食べてなかった事を思い出し、ついでに亭主を半日ほっぱらかしにしていることも思い出し、皆に重々お礼を言って一先ず飯の支度に取り掛かった。

私は改めて思った。
あの底知れぬパニックは何だったのだろう・・・・・・、と・・・・・・。

今まで私が産み落として来た、出来は悪いけれど愛しい子供のような文章群が消えてしまったのではと言う恐ろしさと共に、私にはやっぱり、もう、書く事しかないのだと、あの瞬間にハッキリ思い知ったのだ。

書く事以外でこんなに楽しみながら続いた物が、果たして他に有るだろうか・・・・・・。
文章の上手下手は抜きにして、私にはもう、書く事以外に何の夢も持てないのだと・・・・・・・。
そしてそれは、私が物を書き始めた時とは明らかに趣旨が違って来ている。
当初は自分の覚書、家族の為への私の遺言のようなつもりで書いていた。人に読んでもらうなどとはおこがましいとさえ思っていたし、自分が書きたいから書いている等と奇麗事も並べていた。
でも、今は違う。
他人の誰かに読んでもらってる事自体に、喜びや充実感を感じている。
人が読んでくれるからこそ、私は書けるのだ。
今回の件で、誰かが読みに来てくれる玄関口があるからこそ書けるのだと、痛感した。
そしてやはり、何時か文章力を身に付けて、必ず物書きになるんだ! と言う意欲も湧き出たのだ。
もう、コレしか生きる道が無いほど、書く事だけは好きでいられた。
こうして無償で力を貸してくれる数々の友人達の為にも、自分自身の為にも、絶対に物書きになって見せたい。
そうならなきゃ、申し訳が立たない。

夜、チャットルームに行くと言いながら、余程精神的に参ったのか、虚脱感と安心感で、私は知らぬ間に眠ってしまっていた。
多分9時辺りには眠っていたんだろう・・・・・・。
顔出せなくてごめんなさい。
今夜改めてお礼に行くからね〜。


今日のみそひともじ

ありがとう 本当に命 救われた
ホームページは 私の本家




※追伸

もしも私のHPトップの画像をお持ちの方が居ましたら、是非ください。
もう一度再生したいのです。
もしも、無いようならおいおいトップのリニューアルをして行こうと思ってます。
その時も、きっと又誰かに面倒掛けるんだろうなぁ・・・・・・。
(〃_ _)σ‖イヂイヂ・・・


2004年03月01日(月)

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