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■ (日記) ありがたき忠告。
友人(H)から電話が有った。 (H)は書き込みこそ滅多にしてはくれないが、密かに私の日記の粗探しをしている松本在住の日記愛読者及び悪友でもある。
その彼が・・・・・・。
「最近オマエさんの文章、すこし長すぎやしないか?」と言うのである。
『そか・・・?』 私は少し憮然として答える。
「やたら装飾で飾り付け、長い文章になって行くって言う事は、文章の心髄に自信が持ててない証拠だぞ!」 と言うのである。
『アタシの文章・・・、長いかい?』 アタシの文章が長かったら我が同士(A)の文章はどうなっちまうんダイ! と言ったか言わなかったかは定かではないが・・・・・・。 ぶぁっはっはっ!! 【これを読んだ(A)の、のけぞり笑いが目に浮かぶ・・・・・・】 (A)の文章は長文が売りでもあるので、彼女の文章が短くなったら、彼女の味がなくなってしまう・・・・・・。なのでアレはアレで彼女色なのだ。 それはまあ・・・、置いといて・・・。(ww)
「オマエさんのサービス精神は解るけど、読む人間の身にもなって見ろ! 皆暇じゃないんだから・・・・・・。それをわざわざ時間を割いて文章読みに来てくれるんだぞ〜? もっと要点を簡潔に短く洒落た言葉で伝えなさい! ウッヒッヒィ♪」だとさ・・・・・・。
『伝言板じゃぁ〜ないんだから・・・・・・。あくまでも、エッセイ風日記なんだから・・・・・・』と、私は少々言い訳したが、よくよく考えて見ると彼の言う事にも一理有る。
文章の書き方・・・などの本を読んでみても、文字数が指定されて無い限り、文章は簡潔にスッキリと・・・。と書かれているし、書き手の才能は、文字を埋める才能ではなく、いかに無駄な文字を省く才能にあるか・・・と言う人さえも少なくない。
私が最近ファンになった文芸部門の(H)さんの文章。←(この人は上の(H)とは違う人) 凄い人気に触発され、チラリと読んで見たのだが・・・・・・。 彼の文章は簡潔でありながらも、感動させる文章や、可笑しさのセンスは飛び切り抜群で、とても人の心をくすぐる的を得ている。 んで、私は一気にファンになってしまったのだ。 残念な事に最近日記は停まったままだが、早い再開を願っている。願わくば彼の文才にあやかりたい。
そうだよなぁ・・・・・・と考える。 アタシも今年で49歳。もう立派なババアの域だ。 文章も、見た目も、私生活も、必要以上の装飾を省き、生身で勝負して行かなきゃなぁ・・・・・・。 余分に塗ったくるのは若い内だけで良い。 素が綺麗だから若い内は少々塗ったくってもサマになるのだ。 50ババアが飾っていたら、ゲイより気味悪い。 これからは無駄を省き、塗ったくったものを一枚一枚剥いで行き、いかに着せるかではなく、いかに脱いで行く文体に仕上げて行くかが課題になりそうだ・・・・・・。
そう考えてみるとさすが(H) 中々良いアドバイスをくれたもんだ・・・・・・。
こんど給料を貰ったら、白木屋で、酒の一杯もおごってやるか・・・・・・。
と言いつつ、今日も普通の長さになってしまった・・・・・・。(苦笑)
今日のみそひともじ
くっつける 美学でなくて 省く美を 教えてくれた 愛しき友よ
2004年02月29日(日)
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