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■ 【エッセイ】人間同士の関わり合いについて
なぁ〜んて題名だと、堅苦しそうで、偉そうなんだけど・・・・・・。(笑)
所詮、人間って、仕事仲間でも、友人でも、恋人でも、夫婦でも、赤の他人同士が知り合う訳で・・・、その中で意気投合し、付き合いが始まり、関わり合って行く内に、ウマが合う、ウマが合わない、そりが合う、そりが合わない、匂いが合う、匂いが合わない、肌が合う、肌が合わないと言う壁にぶち当たる。 【こう言う書き方をすると、わが友(B)がウハウハと喜びそうだけど・・・(爆)別に男女のHに限らず、女同士でも男同士でも、この匂いが合う、合わない、と、肌が合う合わない、は、特に重要要素だと私は思う・・・。】
何か、私とは感性が違いすぎるなぁ〜。 心に灯る火の色が違うなぁ〜。 嫌な匂いを発してるなぁ〜。(本当に匂ってると言う訳ではなくw雰囲気だが) 何か考え方が偏ってるなぁ〜。 何か、失礼なやっちゃなぁ〜。 なんてデルカシーに欠けた人なんだろう・・・。 どこかがオカシイヨ・・・この人は・・・・・・。
でも喧嘩をするのはしんどい事だ。んで、黙って暫く様子を見てる事にする。
どうでも良い相手なら此処で決別覚悟で喧嘩をするのもよろしい。 あえて揉め事を避ける意味での自然消滅も又よろしい。 でも、それが世話になった人とか、大好きな人だと、チト困る。 そう言う人と言い合うのは余計にしんどいし、膨大なエネルギーが要る・・・・・・。 遠慮もある。 かと言って、付き合いを持続させるためには、不自然な我慢があってはならないのだ。
そこで初めて反発する。 やがてい合いになる。 喧嘩をする。 時には殴りあう。(亭主と子供が主だが・・・)
でも・・・、ふと考えた。
大きな喧嘩をしてからの、その後の付き合いが出来る相手は、それこそが本物のような気がするのだ。 良い事ばかり与えてくれる人、良い事ばかり言ってくれる人、こう言う人は確かに居心地が良いし、気分も良いし、自分のプライドも傷付かない。 でも、あえて、苦言を言ってくれたり、本気でぶつかって来てくれる人は、そこに、愛情なり友情を感じられさえすればだが、とてもありがたい存在なのだ。
これを言ったら相手が傷付く。 もしかしたら、この人との付き合いはこのまま終わりになるかも知れない。 終わりになれば自分も傷付くし、淋しい・・・。 でも、言わなければ付き合いを持続させるのも難しい・・・・・・。 思い悩む。
そんな決死の覚悟の元でぶつかって来てくれる人は、もしかしたら身内よりも身内になれる人なのかもしれない・・・・・・。
要は、喧嘩している中、言い合って居る中で、お互いが、この人とは決別したくない。この人にこう言う事を言わざるを得ないのは、この人との付き合いをより一層深め、繋いでいたいからなのだ・・・。と思えるか思えないかに有ると思う。 言われた方も、この人がこう言ってくれるのは、本当に私が必要だからなのだ。 私を何とかして変えたがっていてくれてるのだ。 そう思えるか思えないかだと思う。 中にはただ偉ぶって、人をとやかく言いたがる人も大勢居る。
それは、大体の感じで解る・・・・・・。 その人が、自分を誇示する為に、他人をとっちめようとして言ってる事か、心の芯から、その人を必要とし、変えようとして言ってくれてる事か・・・・・・。 言葉やニュアンスで解る・・・・・・。 苦言の端々の温かみで解る・・・・・・。
そこに気持ち(愛)が感じられれば、どんな苦言を吐かれても愛情を感じ取れる。 そう感じられない人も居るが、そう感じられないと言う事は、縁が無かった人なのかもしれない・・・。 と言うよりも、そこまで言われる筋合いは無い! と、感じられてしまう・・・と言う事は、その人には解らないもっと違った何らかの確固たる理由や、他の気持ちが自分の中に有る時なのだろう・・・・・・。
又、そこまで言われてまで付き合う魅力や価値が、その人に有るか無いかにも寄る思う。
そんな、本物の人間選びの目を肥やす為にも、神様が色々な人間を送り込んでくるのだろうか・・・・・・?
後は神のみぞ知るであろう。
選んでいく人、捨て去る人を見ながら 「大切な人間を失いおって、この、ばぁ〜かメェ!」 とか 「よしよし、良くやった♪」 とか言っているのではなかろうか。 神様は意地悪だ。(笑) お空の上から見下ろして、フムフム頷きながらほくそえみ、案外楽しんで見ているのかも知れない。(笑)
人間同士の関わりは非常に難しい・・・・・・。
そんな事を考えさせられる、今日この頃の私ナリ・・・。
今日のみそひともじ
人間の 出会いと別れは 神様が 遊び心で 与えるゲームか
2003年12月26日(金)
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