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■ 【レポート】夢に見た松本オフ会 最終回 【1.4秒の抱擁】
否が応でも時間と言う物は意地悪に過ぎて行く。 特に幸せに浸っている時間は、ビデオを早回しをしているよりも短い・・・・・・。 私のぐうたら神様には、くれぐれも、『ゆっくり時が過ぎるように・・・』と、お祈りしたのにも関わらず、本当に今回だけはぐうたら過ぎて、まるで使い物にならなかった・・・・・・。
心と身体の酔いが少しだけ覚めて、ふやけ損ねる前に部屋に戻ると、フゥーリィーは大口を開けて、大鼾をかきながら、小の字になって寝こけていた。 (文字の打ち間違いではない・・・。本当に小の字なのだ・・・) 何故か両足を真っ直ぐに閉じ、両手を半開きにし、何時もは寝相の悪さで有名なフゥーリィーが、本当にお行儀良く仰向けに小の字で寝こけて居るのだ。
(きっと、心から気を許した気分(鼾の部分)と、まだ何処かでは、少しばかり気取って居る気分(両足揃えの部分)そのギャップがこの体型なんだわ!?) そう覚めた目で分析すると、なんだか可愛くて可笑しくて、私は一人で笑い転げる。
「ん??? なにゅにゅ? ウッヒヒィ〜♪ ξε%$#\□&*mG×@△・・・・・・!!」 その寝言の中に、確かにmGと言う言葉を聞いたのは定かなのだが、未だ意味不明・・・・・・。(一体あの時、フゥーリィーはどんな夢を見ていたのだろうか・・・・・・)
時計を見ると3時半。 【ヤバイ・・・! いくら何でもそろそろ寝なきゃ・・・・・・。】
そのフゥーリィーの片方の手に届くよう、布団を少しだけずらし(和室だったので)フゥーリィーの手をそっとにぎって私も眠った。
翌朝、たりたから電話が入り、8時に風呂で待ち合わせをし、再び、たりたとお風呂へ。(笑)
昨日入りきれなかった風呂を、この日全て制覇した。
露天風呂には心地良い風が吹き荒れ、深夜の雨風とは打って変わり、太陽が差していた。 空を見上げると雲の動きが速く、幻想的な模様を描いている。 「本当にマキュキュは晴れ女ねぇ〜♪} 休憩用の椅子に座り、ソット目を閉じ、そよ風に身を任せながら瞑想しているたりたの顔が、マリアのように美しい・・・・・・。 私はそんなたりたに見惚れながら、一人ニコニコ顔で露天風呂に浸かっていた。
塩サウナ、寝湯、備長炭風呂・・・etc 惜しむかのように色々なお風呂とおしゃべりを楽しんで、それぞれの部屋に一旦戻る。
そして私達は、一階の喫茶店で待ち合わせをする・・・・・。 その喫茶店は、昨夜の2次回のスナックだった店だ。(笑)
そこで私達は、色々なおしゃべりをし、アサミンジャーの日記が既に掲載されている事に喜び、半ばそのタフさに呆れ驚き(爆)写真撮影をし、健康ランドから直ぐ近くの場所に在る、もう一軒の私達、【絶対お勧めの蕎麦屋!】が開店するまでの時間を潰した。
そして、健康ランドを出て、いかにもmG達が喜びそうな、田舎のあぜ道を通って目的の蕎麦屋へ行く・・・・・・。
此処も是非、私が愛する人【のみ】を招待したい、逸品店なのだ。 塩尻の【洗馬】と言う地にある、民家風のその蕎麦屋【まる泉】は、知る人ぞ知る蕎麦通の名所だ。 【この蕎麦屋に関しても、2002・5月16日、松本食べ歩記〜 に書いて有るのでご参照の程を・・・】
見事な迄の細打ちの蕎麦は、芸術品とも言えると思う。 蕎麦に賭ける魂を味わえる蕎麦屋である。
此処はそもそも、私が経営していた店のお客さんの中でも、1番の食道楽と私が太鼓判を押すお客さんから教えてもらった店だが、はじめて行った時は、余りの旨さに度肝を抜かされた。
mG、たりた共々、本当にその蕎麦を気に入ってくれ、私とフゥ〜リィ〜は【してやったりぃ〜♪ アイコンタクトフェチのmG&たりたを唸らせたぞ!!】と、ガッツポーズでほくそ笑む。
蕎麦屋を出て、いよいよたりた夫妻との別れの時を迎える・・・・・・。
【いや・・・、別れではなく、コレが始まりなのだ・・・・・・。】と、自分に言い聞かせ、たりたと抱擁を交わす。 短い抱擁の中に込められた最期のギュッ!
しっかりと、そして軽やかに・・・・・・。 それはほんの束の間の1.4秒の抱擁だった・・・・・・。 でも、その1.4秒に精一杯込められた、出会いの喜びと、お互いを知り得た喜びと、別れの惜しさ・・・・・・。 この1.4秒にオフ会の全ての意味が有ったと思う。
それは私たちの出会いに似ている・・・・・・。
それぞれの人生から辿ったら、決して長い付き合い等とは言えない・・・。 ホンの瞬きの一瞬かも知れない。 つい半年前までは、名前も顔もなにも知らずに、単なる【エンピツ文芸部門】のライバルだったのだから・・・・・・。
そこで誰かの意図が働き【多分神様】モニターで出遭え、惹かれ、本当に出会い、抱擁し合う。
アサミンジャーと抱擁し、たりたと抱擁した。 【mGともぷよ2とも、本当はハグりたかった・・・・・・。】(笑) ほんの短い1.4秒。
でも、未来に繋がる大きなドラマへの掛け橋となる1.4秒だった事は、確かな気がしてならないのだ・・・・・・。
私を守り続けてくれている、ぐうたら神様が・・・・・・。 『良いよ【1.4】、良いよ【1.4】この出会いはマキュキュに取って、掛け替えのない、良い出会いなのだぞ!!』そんな言い訳を呟いた(爆)1.4秒の抱擁だった。
その後、暫くの間、私達の先導で道案内をし、何時しかmG達の車はとうとう見えなくなっていた・・・・・・。
平成15年8月30日・・・・・・夏。
あさみんじゃ〜が松本に居た・・・・・・。
ぷよ2が松本に居た・・・・・・。
たりたが松本に居た・・・・・・。
mGが松本に居た・・・・・・。
そして、マキュキュとフゥーリィーが最高な幸せの中で松本に居た。
皆がこの日、同じ不安と同じ期待を胸に、掛け替えのない時を刻む為、一生懸命な気持ちで松本に居た・・・・・・。
そして皆が描きたかったドラマは、皆の祈りによって、皆が描きたい通りのドラマになった・・・・・・。
2003.9.7 AM4:00 追伸・・・・・・。 このオフ会についての総集編は近日中に掲載予定です。
今、朝の9時半。 先程目覚め、この日記を読み返しに来たら、HPトップのアクセス数が20000を越えていた。 何方が20000を踏んだのでしょう? BBSに書き込みください。何か記念になる物を送らせて頂きます。
2003年09月07日(日)
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