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■ 【追憶】GS時代
今、私のBBSでは、カラオケの話題に始まり、GS(注:ガソリンスタンドではありません・・・・・・)の話題になっている。 三昔前の活気に満ちた少年少女達は、今や、お腹に脂身を乗せたオジチャン、オバチャンになり(私だけかww・・・(^^;)その頃の私達と同じ様な年代の子供を持ち、私達が親に言われてたとおり、「今時の若い子は・・・・・・」と手を焼いている・・・・・・。
GSが流行りだしたのは、私が小学校6年生の頃だ。 ブルーコメッツ、ザ、サベージ、ワイルドワンズ、等のチョイ真面目(?)なグループに加え、音楽的にも個性や激しさを増し、ゴールデンカップス、タイガース、テンプターズ、スパイダーズ、ザ、カーナビーツ、OX、etc・・・・・・。 様々な個性を持ったグループが、次々に出だして来た。
当時の親友(S)のお父さんが、日劇のBossだったので、ウエスタンカーニバルには、毎回、タダで連れて行ってもらえていた。 その頃、世間は主に、ジュリー派とショーケン派に分かれていて、私は圧倒的なショーケンファンだった。 こっつら憎い程のCOOLさと、こっつら憎いほどの甘えん坊さを隠し持っているような、何とも言えぬ、危険な魅力・・・・・・。 あの声と、あの顔と、チョットと翳りのある排他的な不良っぽさに、心から痺れていたのである。(笑) (私はどうやらその頃から、アンパイ(安全俾)を捨て、【女を苦労に誘う系】の男が好きだった見たいであるww)
特にショーケンの歌で好きだったのは、「今日を生きよう」「エメラルドの伝説」 曲名を忘れてしまったのだが(ショーケンフェチの私が、何たる失態・・・・・・)「どうして〜解ってくれないの〜♪ 僕等は若いけど〜愛に生きている〜♪」と歌い出すあの激しい歌である。(確か十戒だったっけな?)
その他、タイガースの「銀河のロマンス」「花の首飾り」「青い鳥」等も好きだった。 OXの「ガールフレンド」も・・・・・・。
その熱狂的なGS時代を中学生活と共に過ごし、やがて私は本格的な、真面目な不良となり、移り気な私の好みは、ハードロック、ヘビーロック、Jazz、シャンソンと移って行ったのである。
今でもカラオケに行くと、過ぎ去りし愛しい日々に会いに行く為、必ずあの頃のGSソングを歌う。 歌っているとあの時代が直ぐ隣に舞い降りてきて、自然に泣けてくる・・・・・・。 大人に憧れ、目を輝かせ、未知の世界の入り口に眩しそうに立っていた私・・・・・・。 これから訪れるであろう様々な出来事に、期待と不安でときめいていたあの頃。
それからの人生が、数多くの波乱を含み、ひっちゃかめっちゃかの人生で、それでも、誰よりも不可思議で、魅力に溢れた未来である事も知らずに、無防備に佇んでいた私・・・・・・。
いよいよ今週末となった、松本オフでカラオケをする事になった。 マキュキュとフゥーリィーの、唯一の腕の見せ所である。(笑) そうしたら、再び出会う事が出来るだろう・・・・・・。 未来に目を輝かせながら、ちょっとびくついて、一生懸命背伸びをしていた頃の私に・・・・・・。
2003年08月24日(日)
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